CYMA’S MURMUR

2005年07月22日(金)   女性の呼び方

今回の旅行中、
どういう言葉で呼ばれたかと言うと、
圧倒的に madame だった。

フランス語だけど、
呼びかけとしては十分英語に取り込まれてる模様。

1回だけ、最後にWienを発つときの空港へのタクシー運転手さんは、
mademoiselle と声をかけてきた。
(ホテルのロビーのソファで待ってる私に向かって)。

それ以外は、marm だったかな。
特にフライトアテンダントの兄ちゃんはそういう呼び方してたな。

約10年前の卒業旅行でヨーロッパを周ったとき、
私に madame と言ったのはパリの空港のエルメスの店員だけだった。
しっかり覚えてる。その1回こっきりだ。
あぁ、madame が似合う年になったんだなぁ。

呼びかけでなく、私を指す言葉としては、
もう絶対的に young lady だった。

なるほどね。

ちょうど、”The Da Vinci Code”が社内ではやっていた頃、
同じく読んでいる最中だった上司が私に言ったのだ。

「主人公の女性も30代だけど、最初のルーブルに現れたときの
 描写は『若い女性』だったでしょ。西洋では30代は若いんだよ」と。

ま、米国の大学を卒業してる人が言うんだから、そうなんだろう。

大体、前にも書いたかもしれないけれど、
日本ほど未成熟な女の子を持てはやす国って、ちょっとない。

あと、なんていうかな。
外国は、オバサマたちの存在感が違うんだ。
日本にも、おばちゃんはいっぱいいるし、
日本の尺度で言えば、既に私もその仲間なんだろうけど。

そういうオバサマたち(50〜80代くらいまで)と比べると、
そりゃ私は young だわよ、と思う。

じゃぁ日本じゃそういう年齢の人は何かというと、
「おばぁちゃん」なんだろうか。
50代にはちょっと失礼すぎる?うちの母もそうだもんな。

今後の私の調査の焦点は、
私に対して”young”という形容詞がなくなるのは一体いつか?
ということね。






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