2005年05月19日(木) |
Romeo & Julia |
さて、一番の目玉『Romeo & Julia』を聞いてみた。
うーんと・・・・・ えーと・・・・・
フランス語の方がいいっ!
なんだか、結構がっくりきたりして。
しかしまぁ今日通勤時に聞いてみたら、 案外いい感じにまとまっていた。 作品としては、申し分ないかと思います。
やっぱり何にせよ、最初の作品のインパクトって強いし、 それでイメージが固まってしまうってことはある。
オリジナルキャストは何よりも偉い! とは思うけど、それが全てじゃないしね。
簡単な感想。 ・ロミオがフランス版より子供っぽい。 というか少年っぽい。 ・衣装はフランス版より好み。 ・ジュリエットは、タイプが違うけど、やっぱり可愛い。 ・大公の声がイメージと違う。 実はフランス版で一番好きなのが大公だったりして・・・ ・マーキュシオの声がちょっと・・・ ・収録曲のチョイスに文句あり。
予習としてドイツ語版を聞き続けるべきだけど、 フランス語版もやっぱり捨てがたい。 オリジナルの言語が一番合うのは当たり前だ。
でもドイツ語で歌われることによって、 だいぶ意味がわかって嬉しかった。 ただ、歌詞カードがついていないのは非常に残念。 シーンごとの2〜3行の説明はついていて、 それだけでもフランス語版を見てただけじゃわからなかった情報が 結構たくさんあった。 言葉ってやっぱり重要だ。
今日はミーティング中にこっそり英語版の歌詞を読んでみた。 フランス語版の歌詞と同じ内容とはかぎらないけど、 「えーそんなこと言ってたんだ」という発見があり面白かった。
ティボルトの歌詞にはちょっと、哀れを感じた。
I long to see her look I me The way she looks at him but that will happen soon We'll talk and we will touch We will laugh and drink too much My dream will come true before the mid-night moon
でもそれに続く歌詞で、オイオイオイって感じ。
It's today, It's today, my life starts from today Soon as his body is laid to rest My love for her will be expressed I'll say the things that I never did It's my turn to enjoy all of the things That her and Romeo share
なんていうのかな、 新たな愛とか、無償の愛とかじゃなく、
”ジュリエットとロメオが分かち合っていたその愛” を俺がロミオを殺していただいちゃうぜ!
っていうノリ自体が、すでにおかしいってば。
でもやっぱり意味がわかるのっていいよね。 意味がわからなくても惹かれるフランス語作品のパワーには感服だけど。
そういえば、ドイツ語版で、”Ohne Sie”って曲があって、 フランス語版のタイトルは何だったっけ?としばし考えた。
これは英語では”Without you”にあたるので、 最近得た片言単語をつなげると、”Sans toi”だよな〜。
ってところまできて、「サントワマミー」の「サントワ」 って”Sans toi”だということに気付いて嬉しくなった。
で、「マミー」は何か、調べてみたら、 ”m'aime”つまり”my love”って感じか。
で、フランス語版のタイトルはなんだっけ? ”Sans toi”ってのはなかったよな〜。 なんて思いつつ確認してみたら、”Sans Elle”だった。
う、やられた! ドイツ語の”Sie”は”you”の意味と”she”の意味とあるからな。 正解は、”Without her”ってことですね。 ”ohne”は4格支配だから、わかりにくいのよね。 なんて、言い訳だけれども。 だいたい、”Without you”なら、”Ohne dich”だよね。 あぁ、勉強になったなあ(←基礎の基礎だってば)。
まぁこんな感じでしばらくは楽しめそうである。
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