CYMA’S MURMUR

2005年03月19日(土)   同期会 列車事故 花粉症 祖母


昨夜は同期会だった。
本当に久しぶりに、20時前に会社を出た。
いつものごとく、全員揃ったのは21時だったけど、すごく楽しかった。
やっぱり同期って、イイ。

0時過ぎに帰ろうとしたら、山手線が止まってた。
30分以上待った。
1人じゃなかったし、遊んだ帰りだから良かったものの、
残業帰りだったら切れてたな。

途中からタクシーに乗ろうとしたら、
タクシー乗り場は長蛇の列で、
50人以上が並んでいた。

最悪の場合、1時間歩けば家に着く(実際は多分45分くらい)!
と腹をくくって歩き出したら、空車がいっぱい通るので、
さっさと捕まえて帰った。

タクシーの運転手さんに聞いたところによると、
この時間帯は下りは実車ばかりだけれど、
上りは再度銀座方面に向かう空車が多いから、
駅からちょっと離れた大通りの上り車線で拾うのがベスト。
自分のジャッジが正しかったことがわかって、ちょっといい気分。




今朝は起きたら、目がお岩さんのように腫れあがっていた。
数日前から目がかゆく、腫れぼったくもあったのだけれど、
人相が変わるほど腫れてしまった。

眼科に行ったら2時間待ち。
診察は1分程度で、「花粉症ですね」と言われて終わり。

その後、皮膚科に行き、薬を増量してもらった。
「可哀想に。顔変わっちゃったよね」と言いつつ、
ちょっとだけ笑ってる先生。ヒドイ。
「火曜日までには多分なおるよ」って言ってくれたけど、
本当かしら?



木曜日に、妹からもらった祖母に関するメールで結構泣いたから、
それで目が腫れたのかと思ったけど違ったみたい。

夜、妹に電話して、占いの詳しい内容を聞いた。

 ・庭で片付け物をしていた(強風で飛ばされそうなものをまとめてた)
  そのときに、ゴーっと言う音がしたので、
  長靴も脱がず慌てて家に駆け込んだ。
  普段座っていた居間の椅子のあたりでしゃがみこんだ。
  横の板の間にあった棚がある程度土砂を食い止めたため、
  遺体の破損は少なくて済んだ。

 ・口に泥が入り、息が出来ず、苦しかった。

 ・本人は「平気だ」と言っていたかもしれないが、
  山が崩れるんじゃないかという予兆のようなものを、
  祖母は感じていた。怖いと思っていた。

 ・あの家を守りたいと思っていた。家が大好きだった。

 ・でも建て直す必要はない。また事故が起こると怖いし。

 ・テキパキした人だったはず。事故で亡くならなくても、
  パタッと亡くなるタイプの人だった。

 ・思い出して泣くくらいなら、思い出してもらわなくていい。

 ・お水をあげて。お水に泡が立ったら飲んでる証拠。

 ・言い残したことも、思い残したことも、未練もない。

占いの真偽なんて、結局のところわからないけれど、
なんとなく本当っぽい気もする。

祖母は精一杯生きてきたし、思い残すことも確かにないのだろう。

親戚の人に聞いたところ、祖母のお墓にはお花が絶えないらしい。
村の人々が、何かのついでに、お参りしてお花を供えてくれている。
祖母はあの場所で、みなに愛されて暮らしていた。
東京に出てきて一緒に住もうと誘ったこともあったけれど、
祖母はあの地で人生を全うできて幸せだったと思う。

ただ、私や妹が、祖母の最期の苦しみから目を背けているのは、
嫌だったんだろうね。
だって、とっても、とっても、怖くて、苦しかったから。
その恐怖と痛みを思うと私はまたいくらでも涙するけれど。

祖母はそれも望んでいない。

忘れてくれていい、なんて。
私がおぼあちゃんのこと忘れるわけないじゃない。
絶対忘れない。忘れられないくらいの沢山の大切なものをもらった。

だから、私も幸せになれるよう、もう少し頑張ってみるね。

泣かないことに、罪悪感をもったりしないで、
温かい気持ちで祖母のことを思い出すようにする。

そうしようと思う。







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