CYMA’S MURMUR

2005年03月18日(金)   他人から見て

今の会社の1つ目のプロジェクトで一緒だった人から、
立て続けに、お言葉を頂戴した。



1人目は、28歳くらいの、プロパーの男の子。
起業を目指して退職するというので挨拶に来てくれた。

  ”しぃまさんも、こんなに長くいそうな印象なかったんだけど・・・”

だって。
結構しぶとく長く居座ってますね、ってことか?



2人目は、35歳くらいの、中途入社の男性。
エレベーターでばったり会った。
薄情な私は、挨拶されて、名前がすぐには思い出せなかった。

  ”久しぶり。今どこにいんの?”
  ”○○プロジェクトで9階にいます”
  ”何やってんの?”
  ”DBAですよ”

という会話のあとで、言われてしまった。

  ”あ〜そっちの方に進んじゃったのか〜

  ”「じゃった」って言い方はないじゃないですか〜”
と言い返しつつ、
やっぱり私はキャリアパスを間違ったのだろうか?と思う。

彼とは最初のプロジェクトから解放された時期が同じで、
次はどうする、という話をそういえばした、かもしれない。
キャリアパスについても、ちらりと相談した、かもしれない。

そうそう。人買い会議の前に、順番を待ちつつ、
お互いのそれまでのキャリアと今後のキャリアについて語り合ったっけ。
そしてその後彼は律儀に、

  ”希望が通って、○○プロジェクトの基盤担当に決まりました”

ってメールくれたっけ。

何の根拠もないけれど、彼からは好意を感じる。
恋愛とは直接結びつかなくても。
彼とは最初のプロジェクトでも接点はゼロで、
ただ「次はどうなるんだろう?」という
不安と期待を共有した一瞬があっただけなんだけど、
それでも確かに好意を感じる。

話してても素直になれるし、ホッとする。
だから、例の人買い会議直前も、ペラペラ私は胸のウチを語ったのだろう。
その割には彼のことすっかり忘れていたけれど。



私はアナリストになりたいわけでも、
コンサルタントになりたいわけでもなかった。

任された範囲をマットウする技術屋さんでいいのだ。

でも”そっち”は間違った方角だったかしら?

彼の言葉で、ほんの少しだけ心が乱された。

もうどうしようもないからこそ。






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