| 2002年06月14日(金) |
猫を連れて学校に行く! |
昨日は、あまりの忙しさに一週間分ぐらいの出来事があったような気がする。そんなせいで、二葉の塾の面談をすっかり忘れてしまった。
二葉には「一歩ずつ進もうね」と話している。昨日はピアノに行って来た。学校を休んでいるのに、外に出るのは勇気が要ると二葉は言う。そうだよね。先生が 「エライね」って言ってくれた、と喜んでいた。ピアノの先生からも「今日はいつもの明るい二葉ちゃんで安心しました」とメールが来た。
さて、今日は「塾に行く?学校?」と聞いてみた。一度に二つのことはできないという二葉は「学校」と答えた。学校に授業を受けに行くのではない。校長先生と会うか、保健室に行って少し話しをするだけである。だけど二葉は「エル(猫)と一緒に行く」と言って聞かない。「ダメだよ。猫は学校に連れていけないの」と言っても、エルを離さない。「猫は犬とは違うんだよ。逃げちゃったらもう戻って来れないよ」とおばあちゃんに言われても、ずっとエルを抱きしめている。「だったらモコちゃんと行く」と言う。こちらも猫ーー; 昔、父が教師をしていた頃、猫を連れて来た生徒がいて、それを父は許した。でも他の先生に猛反対され、その猫は結局野良になってしまった。もしかしたら、校長先生なら理解してくれるかもしれない、と思った。私だって安易に猫を連れて行くことを許すわけではない。学校には行けないけど、モコとなら行ける、という二葉の気持ちを理解したい。モコはエルよりも動きが鈍いので、逃げないと二葉は考えたのだろう。でも、違う問題があることは私にはわかっていた。
「二葉、今日だけだよ。今日だけモコを連れて学校に行こう!」と私は言った。普通の親ならここで「ダメ!」と強く言うのだろう。でも・・・・
二葉はモコを入れた袋を抱きしめて外に出た。モコは怖がって変な鳴き方をする。モコの好きな雪印6Pチーズもちゃんと持った。車に乗って学校に向かい、まず校長室に行く。でも校長先生はいなかった。呼んで来ます、と他の先生に言われひとまず保健室をのぞく。
案の定、一言目に 「猫はね〜〜〜。ここは学校なのよ。特に保健室。学校にはアレルギーの子もいるし、喘息の子もいるの。だから猫は連れて来ちゃダメ」と、保健の先生にピシャリと言われた。私までシュンとした。それはわかっていた。でも、モコを抱きしめて学校に行きたいという二葉の気持ちはよくわかる。本当はダメな理由を私がちゃんと説明しなければいけないことだ。わかっていた。
校長先生の姿が見えたので、私達は逃げるように校長室に行った。
校長先生は「猫ちゃん連れて来たのか〜。どれ、出してあげてごらん。私に抱っこするかなぁ。怖がってるのかなぁ」と優しく話しかけてくれた。二葉は、校長先生に叱られるのかなぁという目で見ている。校長先生は「先生のところにも猫がいるんだよ。それがね、くろい猫で、くろって言うんだ。大きいくせに臆病な猫でねぇ」と言う。←どっかで聞いたような・・・。私も二葉もホッと一安心。校長先生は猫を飼っているせいか寛大だった。学校に猫を連れて来ちゃいけないとは一言も言わなかった。なでたり、チーズをあげたりしてかわいがった。
それどころか、「離してごらん」と言って、校長室の探検をさせてくれた。
二葉は、モコが爪を立てて異常に怖がった事。学校にはアレルギーや喘息の子がいるので、猫を連れて行ってはいけないことがわかったようだ。 「今日だけだよ」と言うと、「うん、わかった」と素直に言った。
校長先生は校門のところまで見送って、モコにまで「バイバイ」と言ってくださった。
校長先生ありがとうございます。これで二葉の気持ちも晴れたことでしょう。 二葉はまた一歩前進しました。
私は今日早い時間(13時)に日記を書いている。義父の状態があまりよくないので、今日の夜から日曜日まで横須賀に行って来る。
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