◆少女の赤いぼうし(マスタード風味)...小林 明香

 

 

ずっと此の侭で居られたら… - 2002年06月09日(日)

先生と、奈良へ行ったこと。
忘れない。

電車に乗って、隣同士、ハンカチで隠したりして
二人で 密かに手をつないでいたこと
忘れないよ。

かたときも休まず、笑い続け、喋り続けた。
喋り続けていないと、あっというまに、現実に引き戻される気がしたから。
その瞬間が、とても愛しかった。

今では「いい想い出」になっちゃったのかな。


ふたりで、誰も知らないところへ

乗ったこともない列車で。

障害物はそれこそあったけれど
距離は、なかったのだと思う。
今では、学校へ行っても、会えない。
家へ帰る道でも、ひとり。
先生も、切ないの?
寂しいの?
アタシって、体だけの女じゃないよね?


キスしても、なんだか切ない。
アタシの体に触れないで
って拒絶してしまう。変質者に、この前、体を触られたから?
ホントに、怖かった。

誰もアタシを助けてくれなかった。

どうして、知らない人に、胸を揉まれなきゃならないの?
奥様から、先生の心を奪ったから??
この気持ち、どうすればいいんだろう。。。
先生の手まで、道端で出逢ったアイツの汚い手に見えてくるの。

ごめんね。

先生にはコノコト、辛すぎて。
話せない。
信用していないわけじゃないの。嫌われるのが怖いだけ。あたしの体は汚いって。汚れているって。
そう思われたくないだけ。

ごめんね。ごめんね。




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『でもね。ずっと、きっと、変わらないモノ…" 〜それは「君を愛する気持ち」』
ですぃた(はぁと
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何が起こっても、地球がなくなっても
アタシのの気持ちはずっと此処にあるよ。


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