2014年10月06日(月) |
サイパン・テニアン慰霊の旅 NO3 |
本来であれば、本日月曜日の朝8時すぎには成田空港に到着しているはずだったが、台風19号がサイパンを襲撃し、さらに日本を台風18号が襲い、どうにもならずに一泊延泊することになった。
朝起きると、雨は降っているものの、すでに台風は通過してしまったようで、徐々に明るさを取り戻している。今朝の朝食は、昨晩私が頼みすぎたベトナム料理の残り物をみんなで、ホテルロビーでいただいた。
延泊のため、今日の予定は、各自自由行動である。すると、西村真悟先生が「台風で帰れないということは、英霊がもう一度来てくれといっているのだ」とおっしゃった。では、もう一度、バンザイクリフに行こうということになり、8名が参加。
台風の中、ホテルフロントにある大手レンタカー会社のスタッフは「自主休業」なのか、来ない。そこで、近くにある地元のいささか心配気なレンタカー屋でレンタカーを2台借りて出発だ。参加者8名の中に、1.酒を飲んでいない(もうすぐ飲むつもりだった!)2.運転免許を持ってきた3.海外で運転したことがある、という三条件にあてはまったのが、西村先生の政策秘書さんと私だけだったので、やむなく運転手に。
台風で木が倒れたりのサイパン島を、バンザイクリフに向かう。そして、バンザイクリフでは、持参した靖国神社のご神酒とウイスキーを絶壁から海に投げ入れ、英霊と暫しの宴をもった。残念なことに、私は禁酒!(運転手のため)
ウイスキーのロックを飲まれていた西村先生が、突如、紺碧の海に向かって周囲が驚くような大声で「お〜い!お〜い!」と叫ばれたのだ。まるで、英霊に「俺たちが来たよ!ありがとう!一緒に飲もうぜ」と呼びかけるようにだ。そして、ご一緒した全員が、この呼びかけに応じた英霊たちとの交流に涙した。台風が来てくれて本当によかった。
(英霊に呼びかける西村先生)
私たちは、今日のこの瞬間を忘れない。いつの間にか、多くの命をかけて守った国を蔑にするような風潮が蔓延り、政治家が政治屋になりさがってしまった。
西村先生に師事するわれわれは、私心を払いのけ、国家国民の安泰を願う大義にのみ従って行動して行こうではないか。
抜ける様な青空の下、紺碧の海に、濃緑のジャングルに今も眠る英霊との宴でそう誓った。
サイパン・テニアン慰霊の「つもり」の旅が、実は、英霊から多くのことを学び、導かれた旅であった。このような、旅に国士西村真悟先生はじめ、多くの同志とともに参加できたことを光栄に思うとともに、大した土産もないのに、留守を守ってくれた我が事務所スタッフに感謝したい。
どうか、反日左翼の諸君や、朝日新聞の記者諸氏も一度、バンザイクリフに出向いて、この地で一日酒を飲んで欲しいものだ。きっと、自らの誤りに自然と気づくはずだ。
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