いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2014年06月04日(水) 石原新党メンバー決まる

 昨日、キャピタル東急ホテルにおいて、日本維新の会分党後の「石原新党」のメンバーらが記者会見を開いた。それによれば、石原新党に参加する国会議員は22名だそうだ。中間組からも最後は決断された何人かが石原系につかれた。さらには、西村眞悟衆議院議員も合流されるだろう。

 当初、石原新党への参加を遠くブラジルから表明された田母神俊雄元航空幕僚長は、最近になって「日本真正保守党(略称 真保党)」と立ち上げるとの決意を発表された。都知事選以来、お近くで戦ってきた「子分」としては、甚だ残念である。

 サンケイ新聞によれば、「石原系の議員には、私(田母神)とあわない人がいる」とのことだが、国家の再興、自主憲法制定という大義のために、小異は捨て大同団結していただきたかった。

 どうも、保守系の団体には「内輪もめ」が多発する。今回の田母神新党が内輪もめだとは言わないが、敵は保守内の身内ではなく、左翼であり、この国を崩壊させようと目論む連中であるはずだ。

 ランチェスターの法則を持ち出すまでもなく、劣勢が強豪に勝つためには、戦力を分散してはダメだ。はなはだ、僭越ながら、田母神閣下にはどうか、ご再興願い、石原司令官のもと、安全保障のエキスパート幕僚として日本再興の道筋を示して頂きたい。

 驚いたのは、旧たちあげれ日本の比例票で当選された、片山虎之助参議院議員が、橋下系にいかれたことだ。また、同じく「太陽の党(たちあげれ日本)」から立候補したことで、合流後の維新の比例候補として当選を果たした二人の1年生議員も橋下系に移られた。

 まあ、他人ことは問うまい。ところで、日本維新の会の分党にあたり、国会議員は明日が「意思表明」の締切だが、我々、選挙区支部長には何の連絡もないのは些か寂しいではないか。

 また、新しい名刺を刷らなければならいが、どうか「最後の名刺」にしてもらいたいものだ。

**田母神新党(日本真正保守党)について、と「石原系に、田母神と合わない人が…」の真意を6月5日に田母神閣下にうかがったところ、以下の回答を得て安心した。(西村眞悟先生同席)**

日本真正保守党は、他の人に名前を使われたくなかったので、ツイッターで発信したが、実際に旗揚げするかどうかは決めていない。石原新党に参加するという気持ちは変わってはいない。

石原系に…の発言は私はしていない。秘書役がそのような趣旨のことを雑談でしゃべたのを、サンケイが「本人の言葉」として報道したのだろう。


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