2014年04月26日(土) |
いぬぶしが名刺を刷ると党がなくなる?維新、結い、新党 |
どうも私は一つの政党名に納まらせて頂けないようだ。昨年暮れに「こんんなに刷って大丈夫ですか?」という印刷業者の心配をよそに、日本維新の会の名刺を1万枚増刷した。
ところが、本日の維新の会執行役員会において結いの党と夏までに合流する方針を固めたのだ。あちゃ〜!残り5000枚の名刺を使いきらねば。
しかし一体いくつ名刺の政党名が変わっただろうか。平成6年に小沢一郎氏が立ち上げた「新生党」に入党したところ、すぐさま解党、新進党になった。さらに、新進党が解党され自由党の名刺に変わった。
自由党を解党して民主党に合流した時は、さすがに日教組の支援する政党には入れないと、入党を拒否して「一人自由党」を継承した。
そして、平沼赳夫代議士らが「たちあがれ日本」を設立され「我が意を得たり」と入党した。自分の意志で政党を変えた唯一回の出来事だった。たちあがれ日本で統一地方選挙を戦い、過去最多の6363票を得て、第3位で区議会議員に再選されたのも束の間。
たちあがれ日本応援団長の石原慎太郎元東京都知事を代表に、太陽の党が一昨年11月13日に設立された。私は、太陽の党の衆議院候補に指名され、あわてて「太陽の党」のロゴを入手し名刺を注文した。
ところが、名刺が到着する前の11月16日、太陽の党は解党され、日本維新の会に合流した。「太陽の党」の名刺が到着したのはその後で、幻の名刺となってしまった。
そして、今回。すでに6回政党名が変わっている。7回目になるのか。維新の会のアドバイザーである堺屋太一氏が私の政党遍歴(?)を見て「ずいぶん政党を変わっていますね」と言われたのには驚いた。
「先生、私が変えたのではありません。党が勝手に名前を変えたのです!」
政界に詳しい識者でも、そう見るのだから一般の有権者の方々は「また、いぬぶし政党を変えたのか!落ち着かないヤツだ」と思われてしまうだろう。
チマチマした小さな再編ではなく、政権を担える力を持った「選挙用」ではない「国家再興」の礎となる新党の誕生を願ってやまない。
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