いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2014年03月12日(水) 大田区自衛隊入隊激励会開催@大田区役所

 今日は、大田区役所において「大田区自衛隊入隊激励会」が開催された。これは、大田区から(又は、大田区所在の学校から)今春自衛隊に入隊、入校する若人が大田区長を表敬訪問し、区長から激励の言葉を頂く、という式典で、私が区議会議員になった平成11年から、当時の西野善雄大田区長の英断で始まったものだ。

 当時は、まだ「赤い」大田区職員労働組合が全盛期で、自衛官が制服で区役所内を歩くことも躊躇する雰囲気があったが、この辺りを転機に、自衛官が堂々と制服で庁舎内に入れるようになった。




 会場になった、区長室並びの会議室の廊下には、区議在任中に何度も掲示板を隠された「拉致のポスター」が貼ってあった。今日のために貼ったのか、いや、まさかそんなことはあるまい。(明日見に行ってみよう!)

 今年は、自衛官に57名、防衛大学校に3名、合計60名の若人が自衛隊に入隊、入校する。残念ながら我が母校航空生徒隊、自衛隊生徒の存続を継承した防衛高等工科学校の合格入校者はいなかった。

 区長が入場されると、入隊入校予定者は起立して礼をする。この号令をかけるのは、必ず入隊入校予定者の最高位の者が指名される。例えば、幹部候補生学校入校者は最上位、次が防衛大学校入校者という具合だ。今回は、幹部候補性学校の入校予定者がいなかったので、防衛大学校入校予定者が指揮を執った。

 18歳の男子生徒、先月までは高校3年生が、防衛大学校に合格したために、居並ぶ同級生から26歳までの入隊予定者に号令をかけるのだ。これが社会だ、ということを入隊予定者は痛感したのではないだろうか。

 公立学校では、小学校から高校まで日教組という「自由」と「我侭」を勘違いした教員たちが「あなたらしければいい」とか、「児童生徒の序列化反対」などと叫んでいる。教え子たちに一生「平等」が保障されるのなら、そんなマヌケな教育でもいいかもしれないが、現実は違う。

 一生懸命学び、努力した人間は社会が評価し、社会人としての第一歩の今日ですら、20名の激励会参加者の頂点にたてるのだ。そして、「あなたらしければいい」の教えを守り、学校には適当に行き、さぼっていた連中は、卒業後、非正規雇用業界の餌食となってしまう。

 続く懇親会では私が挨拶する機会があったので、こう話した。

みなさんのご入隊、ご入校おめでとう。みなさんの中には、必ずしも自衛隊が第一志望ではなかった方もいるかもしれない。大学受験に失敗して入隊を決めたのかもしれない。しかし、自衛隊にはリベンジの制度が沢山用意されている温かい組織だ。自衛官候補生(一番低い入隊制度)の方は一日も早く曹(下士官)に、曹候補生の方は曹をへて幹部へと頑張って頂きたい。

 自衛隊という「超序列社会」のなかで、頑張れば報われることに気づいて欲しいし、人生には何度も「再チャレンジ」があることを学んで欲しいものだ。

 そして、彼らは、教育期間を経てPKOや在外公館、国際機関勤務に就くこともある。諸外国の軍人と触れ合い、在外日本大使館に勤務すると、いかに日本の国内で「国旗、国歌反対!」とか、「自衛隊は軍隊ではない」などという議論が、国際常識からかけ離れた愚論かということを実感するはずだ。

 ところで、日本が嫌いな諸君!どうか亡命して日本を出ていっておくれ。君らがいなくても、いや、いないほうが「いい国」になるから。安心して去って欲しい。

 お薦めは、中国か北朝鮮がいいだろう。彼らは、諸君らと同じように「日本が嫌い」だし、もちろん「日の丸」や「君が代」の強制もない。ただし、気を付けて欲しいのは、いずれの国でも、君らが大好きな「人権を守れ」や「国家による強制反対!」を叫ぶと、命の保障がない点だ。特に、北朝鮮では銃殺のうえ火炎放射器で丸焼きにされるらしいから、くれぐれも用心して、お元気で!


 < 過去  INDEX  未来 >


いぬぶし秀一 [MAIL] [HOMEPAGE]
 
↑今日の日記は気に入りましたか?
My追加