2013年12月24日(火) |
PKO韓国軍にクリスマスプレゼント?銃弾1万発 |
昨日、東京郷友会(自衛隊OBを中心とした団体)創立60周年式典の席上、前防衛政務官の佐藤正久参議院議員から、国連南スーダン派遣団(USMISS)に参加中の韓国軍に陸上自衛隊の持っている銃弾1万発を提供することになった、と発表された。
佐藤議員は「我々が危険だから遠慮して行けなかった地域に行ってくれた韓国軍に礼を尽くすべきだ」と、経緯を説明された。あくまで、武器輸出3原則の特例として、また、韓国軍に直接ではなく、国連に提供した後に、韓国軍が受け取る仕組みだという。
韓国が竹島を不法に占拠し、大統領自らが反日運動をしているけしからん国だが、我々は武士道で紳士の国だ。共に、南スーダンの国造りに協力している仲間の窮状を見捨てる訳にはいかないだろう。
長男も陸上自衛官として南スーダンに派遣されていたことがあったが、「宿営地の外ではいつも銃声がしていた。ただ、みんなが銃を持っているので、結婚式などでも祝砲を撃つので、何の銃声かわからない」と語っていた。
自衛隊と同じ宿営地には、インド軍が駐屯していて、よく語り合ったとも。ハイチ大地震では、バングラデイシュ軍と活動したと言っていた。国連平和維持活動では人件費が国連から派遣国に支給されるので、人件費水準が低い国は、派遣すると兵士に支給する自国の給与との「差額」が外貨稼ぎとなるらしい。だからか、、経済的には恵まれない国の名前が見受けられる。(我が自衛隊は、国連からの人件費の不足分を国費で賄っている)
さて、小銃の弾ぐらい韓国から運んでくればいいだろう、という平和ボケの発言は、大混乱の内戦地では戯言である。数日かかる輸送の間の「生命」と「安全」はどうするのだろうか。
「武器」と聞くと、「戦争」と考える不思議な頭脳回路の方が我が国には多いが、「武器」がないと守れない生命や安全があることを、是非紛争国に言って学んで欲しいものだ。
なお、陸自の89式小銃の弾は5.56mmで韓国軍と同じ口径だがUSMISS参加国の多くが、5.45mmのAK-74や7.62mmを使っていること、経済的理由で弾薬の無償提供に応じられない国が多いことなどから、我が国に協力要請がきたものと推測される。
ちなみに、韓国軍の主力銃であるK-2ライフルで今回提供の1万発を撃つのにかかる時間は「約11分」である。(連発モード最速の場合)1万発というのは、実は、大した量ではないのだ。また、一人の兵士が弾倉(30発入り)を6ケース携行すると仮定すると、55人分にしかすぎない量である。
朝日新聞や左翼の皆さんが、根拠もなく「大量の銃弾を提供した!」と叫ばないように!たかだかの量ですよ!
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