いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年12月11日(水) 芸人、東国原離党!どうぞ、ご勝手に

 芸人の東国原という議員もどきが、日本維新の会を離党し、議員を辞職するそうだ。我が国の政界にとって有益な極めてまっとうな判断で、そのことは評価しよう。

 ただ、この芸人、猪瀬東京都知事の辞任を期待して、都知事選挙に出るつもりか、と噂されている。宮崎県知事を辞任し、衆議院議員に転じ「限界を感じ」、衆議院議員を辞職し東京都知事とは、あまりにも有権者をなめていないだろうか。

 ただ、確かに、有権者も政治を軽視しているとも言えよう。神奈川県知事は、有名キャスターだし、千葉県知事も芸能人、東京都知事は、青島、石原、猪瀬と歴代「売れっ子小説家」だった。はたして、マスコミに登場したり、売れる小説を書けることが、リーダーとして、大切なことなのだろうか。

 小説家は、いささか如何わしいことでも、小説の題材として、経験することも必要かもしれない。ところが、政治家となれば、ウソ偽りはできない。石原慎太郎氏は小説家だったが、政治家としてふるまえる素養があった。

 青島幸雄氏は、小説家としての素養にも疑問があったが、政治家としてはダメだった。猪瀬氏は、石原都政の後継だったが、石原氏のような強かさがなかったため、所詮小説家として失脚するだろう。

 そこで、出てくる芸人東国原氏だが、どうしようもない男だ。宮崎県知事を投げだし、衆議院議員を投げだし、都知事だ?バカも休みやすみ言え!

 私がかっていた「たちあがれ日本」という政党で、杉村某や、中畑清などの公認も実にバカげていた。いずれも、与謝野何某というオヤジの推薦だったそうだ。

 維新でも「ダー」のプロレスラーや、お笑い芸人東国原氏を公認したてしまった。政治や有権者を愚弄しているような公認には、真面目に地域活動をしている立場としては、違和感を覚えるのだ。

 東京だ、大阪だ、と不毛な議論をする経験が希薄な政治家にもへきへきする。大切なことは、大阪でもない、東京でもない、国家、国民にとって、という視点である。

 芸人、東国原氏が離党することは万歳である。政治をバラエテイ番組ぐらいにしか感じていない輩は去れ!


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