いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年09月07日(土) 堺市職員住宅、政策ビラはだめだけどピンクチラシはOKか?

 昨日に引き続き、堺市において大阪維新の会の政治活動の支援に入った。堺市民会館前にある、大阪維新の会堺本部に出向くと、さながら「同窓会」のようだった。たちあがれ日本時代の職員さん、地方議員、共に衆議院選挙を戦った同志らが集っている。

 出自の違う人々が、日本維新の会という組織に属している。その出身の違いを乗り越えて、戦友として共通の意識を持つためには、選挙という「戦場」を共有することは大切かもしれない。




 本部を後にして、指示された堺市内の大規模集合住宅地区でポステイングを行なっていて「すばらしい看板」に出会った。

 「職員住宅」と書かれた敷地入口にある看板には、こうあった。「政党機関紙、号外及び政策ビラ等の投げ込みを禁ずる」と。本来、「主権者」たる国民として、すこしでも多くの政策などにふれ、正しい選択をする、というのが政治的に成熟した有権者のあるべき姿だと思う。




 衆議院選挙でも街頭で政策ビラを受け取る人は少ない。そして、投票所の前のポスター掲示板を見て適当に投票し、その結果には評論家よろしく「政治が悪い」とおっしゃる。困ったものだ。

 さらに、この団地は「公務員住宅」である。一般の国民より「日々政治の働きを感じているj人々が、あえて「政治的文書」だけは入れるな、という感覚にはあきれてしまう。では、ピザ屋やHチラシはOKだというのだろうか。それとも、政策など「俺たちが作っているんだ」という、議員に対する奢りだろうか。

 次なる関門は、我が国を代表する石油会社の家族寮だ。政策ビラをポステイングしていると、管理人らしき方が突如あらわれ「何やているんだ」と。「大阪維新の会の政策ビラをお配りしています」と応じると、だめだ、いれては。

 「みなさんの代表たる市長さんを選ぶための資料ですよ」と言っても聞く耳をもたない。政治は汚いもの、関わってはいけない、といつの間にか刷り込まれた典型だ。あなたの会社こそ、政治を必要としているのに…




 大規模な府営住宅にすすむと、今度はベランダの外に「日本共産党」の掲示板と、現市長のポスターを並べて掲示してある住戸が目立つ。そもそも、公共住宅に限らず、集合住宅のベランダの柵は「共有部分」であり、個人的使用は許されないはずだ。

 共産党など左翼連中は、いつも「ご都合主義」で、自分たちが「正しい主張」をするためには、なんでもあり、という具合だ。反原発のテントが象徴的である。国有地に無断でテントを張り、嬉々として抗議活動をしている。
毅然と対処しない管理者も問題だが。




 どうか、「堺を壊すな」「堺はひとつ」という無意味なキャッチに惑わされることなく、正しい選択を堺市民がされるよう祈りながら堺を後にして機中の人となった。


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