いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年09月06日(金) 市長選挙応援@大阪府堺市

 今月29日に、大阪府堺市の市長選挙が行われる。現職の市長さんは、4年前に大阪維新の会の支援を受けて初当選。ところが、4年間市長を務めるうちに、その椅子が離れられなくなったのか、維新の政策である「大阪都構想」に反対を表明したのだ。

 喜んだのは、維新の台頭に苦虫を潰していた自民党市議、府議、さらには維新の市長になったら職員の立場が大変と、職員組合が応援する民主党だ。そして、驚いたのは「なんでも反対」するが、いい政策は「自分たちの成果」というご主張を繰り返す「お調子者」共産党である。「現職市長を応援します」と、日本共産党と大書した宣伝車で宣伝をしている。

 要するに、集票マシーンでもあり、献金団体でもある自民党支持の各種団体にとって、維新の「しがらみを突破らう」などされたら、大変!談合疑惑もできなくなるし、予算の「公平な配分」もできなくなる。

 民主党、共産党を支持する市職員も大騒ぎだろう。維新の市長がきたら、イレズミを調査され、のんびりやっていた職場が、「マジメ」に働かなければならなくなる。天下り外郭団体もなくなるだろう。

 こうして、みんなの利益が一致して「反維新」の大合唱となった。キャッチフレーズは「堺はひとつ、堺を壊すな」。うまいキャッチだ。事実とは違うが、わかりやすいし、政治的無関心層には「政権交代」のキャッチにあったように、意味なくわかりやすい。

 対する維新は、全国会議員、秘書、われわれ支部長に「堺入り」を指示。大支援部隊での戦闘開始となった。私も今日から2日間、土地勘のない堺市で支部長として支援活動にあたった。

 維新のタウンミーテイングの案内に回ったり、ポステイングをしたり、と自分の選挙より働いたのではないだろうか。

 そして夜の帷がおりたら、当然「ビール」でしょう。駅前の立呑屋さんで、オヤジさんと常連さんを相手に、大演説会をやってしまった、らしい。(目撃者談)


(ちくわぶのない、堺のおでん)

 その演説会の主題は、政治的な問題ではない。関東のおでんのレギュラー選手「ちくわぶ」を知らない、という彼らに、いかに「ちくわぶ」はうまいか、という説明をしたのだ。そして、次回、堺入りをする時には、必ず「ちくわぶ」を持参するから、食べてみろ、とクダをまいていた、らしい。反省!
 
 JR堺市駅前右側の立呑屋さんのおでんに「ちくわぶ」が入るようになったら、私のおかげだと思って欲しい。


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