2013年08月02日(金) |
招待状が来ないけど来賓@糀谷阿波踊り |
区議会議員を4期13年務めさせて頂いたが、このシーズン招待状の嵐だった。夏祭り、盆踊り、兎に角日本人は祭り好きである。さらに、大田区は23区でありながら、田舎的で祭り等地域のインベントが多いのだ。
一日に5件も6件も重なると調整が大変なのだが、いまや「昔話」になってしまった。招待状が来ないのだ。前・区議会議員では調子が悪いのだろう。私に負けて3位になった民主党の藤田憲彦前代議士は、「前・代議士」である。
何かのイベントの来賓紹介は、大体次の順序である。
1.現職の衆議院議員のうち小選挙区議員、2.衆議院議員のうち比例区の議員、3.元職の国会議員、4、都議会議員、5.区議会議員、6.元職の区議会議員
とすれば、1.は平将明代議士(自民)、2は東京4区にはいない、3.は藤田憲彦前議員(私に負けた!)、4.は現職都議、5.現職区議、6.私となるのだ。票数で言えば、1.の平氏に次ぐのだが、これが現実である。
今日は、私が初めて大田区の地に住居を構えた糀谷(こうじや)の商店街の恒例「阿波踊り」があった。例年は招待状が来ているのだが、今年はなし。受付で「招待状が来ないけれど来ました」と、嫌味半分、冗談半分で名刺を出したが、旧知の魚屋さんのオヤジさんが「いいじゃねいか!そんなもんは。飲んでけ」と、冷たいビールを「特別に」2本下さった。
くだらないかもしれないが、こんな会話がとてもうれしいのだ。来賓席に着くと、先の都議選で我が党公認で出馬しながら、その後一切の音信のない元区議会議長の奥様、お嫁さん、お孫さんが座っていらした。奥様が「ご迷惑をおかけしました」と、御丁寧におっしゃた。
「ご迷惑」じゃないんだな。落選は仕方ない。その後のフオローで、その候補者の人格が計れると言っても過言ではないと思う。二度と選挙に出ないにしても、応援してくれた支援者や公認を出した政党に対しての仁義があるだろう。32年も区議会議員を務めた大先輩に僭越だが、その点だけは腑に落ちないのだ。
さて、阿波踊りだが、こちらは大盛況。常連の「大田区役所くすのき連」の面々も頑張っている。この連は、大田区役所の職員さんが、この糀谷阿波踊りをきっかけに「連」を作り、勤務終了後に練習を重ね、いまでは区内イベントでは欠かせない存在になっている。
練習も時間外、本番は「有給休暇」という、大田区職員さんたちの区民対象の純粋なボランテイアには頭が下がる。「特殊勤務手当」をつけてもいいんじゃないかとすら思う活躍ぶりだ。
阿波踊りの等のときには商店街に人があふれる。が、普段は閑古鳥で、近隣の大型スーパーが花盛り。なんとか、商店街の活性化を果たさなければならない。スーパーにないもの、それは「人情」と「触れ合い」だろう。
頑張れ!商店街!!
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