いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年07月18日(木) 午前中は大阪、午後は横浜!残り3日

 今日の日程はなかなか凄い。朝7時半のフライトで伊丹(大阪)に飛び、支援団体1500名の会合で幕間演説を行い、12時半伊丹発のJALで羽田に戻り横浜へ向かう。

 首都圏の最寄り都市でありながら、候補者本人が入っていない横浜の街宣を行った。一般的な候補者心理は、お世話になった場所は、例え支援者が数人であっても出かけたいという気持ちは理解できる。しかし、それは公示前までの話。時間が制約されている公示後の全国比例候補の選対としては、票の最大化のために、義理よりも「票のある場所」に本人が出向いて欲しいと思う。義理は当選後6年間でいくらでも還せる。

 大規模な救急医療現場では、トリアージという言葉が使われる。例は不適切かもしれないが、生存可能性の高い患者から救急搬送し処置をする危機対応法のことだ。生存可能性の低い罹災者は、悲しいけれど後回しにするというものである。

 参議院の全国比例選挙も、この決断が求められる。飛行機で行かなければならない遠隔地に熱心な支持者が10名いらしたとする。ところが、都心で毎分500名の歩行者が通行する繁華街がある。ここで街頭演説やビラ配布をするか、10名を取るか?

 候補者はだいたい10名のほうを取りたがるものだ。そこで10名を捨て、繁華街を選択してもらうのが非情ながら、実は候補者想いの選対なのだ。村議会選挙ではないのだから…

 羽田から戻って最初の街宣は、横浜駅西口である。すでに自民党の比例候補の陣営と民主党が場所取りをしている。相手陣営の責任者と話して「音だし」の時間調整を行った。これは、相手陣営がスピーカーを使用している時は、こちらは音を出さずにチラシを配る、相手が終わったらスピーカーを使う、というもので、共産党以外の政党はだいたい調整に応じてくれる。

 横浜を終わり、次は桜木町。「みなとみらい」地区へのエスカレーターの下での街頭演説。「みなとみらい」からの帰り客狙いである。街頭の基本は、いかに大量の人々と、一瞬でもいいから一対一の時間を作るかにある。



 その意味ではエスカレーターの降り口は最高のポジションである。なぜなら、候補者から逃げられないからだ。特に、「みなとみらい」にある高級ホテルからの帰り客は女性が多くいいマーケットでもある。

(中華街) 

 以降、中華街、川崎駅と移動しての街頭活動だったが、最後の川崎駅は感動的だった。横田めぐみちゃんのご両親が応援演説に来て下さり、お二人で拉致の悲惨さを訴えられたのだが、その後に演説をした中山恭子候補が、涙を流し絶句してしまったのだ。

 めぐみちゃんの御両親の心情を演説で話し、「横田さんお二人をこんな場所に引き出すことになって申し訳ない」と。これには、我々選対もボランテイアスタッフも、さらには80人を超える聴衆も涙してしまった。

(横田早紀江さんの応援)

 どうか、拉致問題の解決のためにも、中山恭子候補へのご支持を心よりお願いしたい。

残り2日!


(スタッフと共に)

**明日19日、中山恭子候補出没予定地**

14:30〜二子玉川
15:30〜成城
16:30〜阿佐ヶ谷駅南口
17:30〜高円寺駅北口
18:40〜新宿アルタ周辺


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