2013年07月09日(火) |
○○宏○ちゃん、ダメじゃん!パパに言いつけるよ |
何かとお茶目な○○宏○代議士が、またやらかしてくれた。今日は、ある公益社団法人の法定研修会が大田区内で実施された。これは、法律で定められた研修で、事業者は年4回、この法定研修を受講しなければならない。
本来は所管官庁が実施するのだが、受託事業として税金によって傘下の公益社団法人に委託をされている。その意味では、国の事業である。
ところが、この法定研修の開始時に普段は絶対にない「来賓挨拶」があり、そこに現れたのが○○宏○代議士なのだ。そして、「挨拶」で参議院選挙につき触れ、東京地方区の自民党の候補者の名前まで語っていったという。
公職選挙法では、「幕間演説」ということが認められており、何かの会の間に候補者又は応援弁士が選挙について語るのは合法である。その点、つまり公職選挙法上は、宏○氏の行為は道義上問題であっても違法性はない。
が、だ。公職選挙法ではなく、公益社団法人の受託事業の挨拶としては大問題なのだ。法定研修は、共産党支持者も、民主党支持者も受講しなければならないし、その講師の費用は国から支給された委託費(税金)である。そして、受講者は「自民党の応援演説を聴かないと」法定研修を修了できない、という仕組みになってしまう。
この公益社団法人は、別組織として「政治連盟」を持っており、入会審査時に政治連盟への入会が、ほぼ「条件」とされる。そして、政治連盟は自民党議員しか推薦しない、という「自民党しがらみ政治」の象徴のような仕組みを誇っている。
○○宏○代議士の過去のお茶目の一部を念のため再掲しておこう。
消防団団長の都知事表彰の挨拶で
団長さん、おめでとうございます。次は勲章ですね。父(当時都知事)によく言っておきます。
(親子で勲章決めるのか?)
戦没者遺族会の新年会で
私は、先の大戦が軍人の暴走により起こったことを反省し、政治家として二度とそのようなことを犯さないと…
(おいおい、ここにいるのは、すべて軍人の遺族だぜ)
この代議士のパパは、有名人であるし、私もいささかの関係がある。双方の名誉のため、あえて伏せ字を使うが、賢明な読者諸氏はおわかりのことと思う。
あまりに立派で稀有な政治家であるお父上の汚点にならぬよう、恐れながら警鐘を鳴らす。
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