いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年07月06日(土) またまた「いぬぶし」容疑者候補生!おまわりさんが周辺に!

 普通に暮らしていいる善良な市民にとって、容疑者候補になったり、おまわりさんが聞き込みにまわったり、等ということは一生涯縁のないことだと思う。ところが、政治に関わっている人間は、選挙のたびに「目つきの悪い」人々の監視のもとにおかれ、恣意的な運用が可能な公職選挙法違反の容疑者候補生になるのだ。

 平成7年、初めての区議会議員選挙。尾行や周辺調査担当の刑事さんが落選翌日、1本の缶コーヒーを携えて事務所で落胆している私を訪ねてくれた。

曰く

初挑戦なので、何か問題があるのではないか、そう思って調査したが、とてもキレイな選挙でした。また、頑張ってください。

 と。ありがたかった。警察官に、こんな温情があるとは、と。それ以来、このおまわりさんの言葉に報いるためにも、公職選挙法順守を貫いているし、疑問があるとすぐさま、選挙管理委員会や所轄刑事課に問い合わせるのが私のクセになっているのだ。

 例は悪いが、所轄警察署刑事課としては「泥棒が刑法違反にならないためには、どうしたらいいのか」と質問して来ているようなもので、迷惑だろうと思う。しかし、犯罪予防も警察のミッションだとすれば、もう少し「グレーゾーン」につき、明確な回答、御指導が欲しいものだ。

 先日は、私の長い支援者の社長さんから「お前、何かヤバイことしてるのか?」と、電話があった。事情をうかがうと、会社に刑事が訪ねてきて、私のことを聴いていったらしいのだ。

 これは、所轄警察署が通常行っている選挙前のヒヤリングなのだが、警察と聞けば犯罪と思う一般区民にとっては大変な事件である。いぬぶしに関わると、犯人になるかもしれない、と思っても仕方ないことだ。警察も選挙前のヒヤリングが選挙妨害にならないよう、気をつけてほしいし、聴きたいことがあるのなら直接おいでよ。内を誰に何通う配ったのか、とか、決起大会はどこか、等なんでも教えるのに。

 そして、いよいよ参議院選挙が公示された。先日、高崎駅での朝の駅頭。いらっしゃいましたね。私服警察官が3名、いや隠れているのをいれると4名だ。2名は、いかにも「見張っている」ということがわかるように、ペストリアンデッキ(歩行者橋)の上にいた。

 「見えるようにいる」、という私服警察官の存在は、実は「違反抑止力」なのだ。「見張っているからきをつけて下さい」という、警察側の配慮?だろう。本気で「捕まえる」時は、見えるようには張り込まない。

 平成23年の区議会議員選挙では、彼ら(警察)は、本気で私を狙っていたのでは、と思ってしまった。決起大会の後、ボランテイアスタッフと食事をした中華料理屋の壁のカゲ、こちらを狙う不審な背広組二人、携帯カメラでこちらを隠し撮り。

 別に、会費3000円で、食事代支払い3000円。なんの疑義もない食事会だが、昔のようなハデな買収事案がない今、このような「セコイ買収疑惑」が、選挙違反摘発のハヤリである。他には、未成年選挙活動違反、運動員買収(ウグイス以外に報酬を払うこと)が、もっぱらの狙いどころのようだ。

 制服交番警官の自転車による赤信号無視、警察署落し物担当窓口の警官退職OBが、女性事務官に窓口で肩もみをさせる、女性警官のミニパトが交通違反、交番が大田区事業用ゴミ券を貼らずに、ゴミを搬出など、様々な疑問を指摘してきた。例え警察と言えども「ダメなものはダメ」と言う私は、目ざわりなのかもしれない。

 が、実は、私は制服公務員の大変な味方なのだが。まあ、法は法である。私に公職選挙法違反の疑義があったら、是非指導して欲しいし、悪質な案件(あり得ないが!)だったら、法に基づき執行して欲しい。

 これからも、私は、制服公務員のよき応援団であり、反面、問題行動には「厳しい監視役」でありたいと思っている。いじめないで!おまわりさん!


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