いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2013年06月08日(土) 六郷神社例大祭1日目 政治と祭り

 地元の六語神社例大祭も本日の町会神輿巡行、明日の神社神輿巡行と最高潮に盛り上がっている。神輿の担ぎ手は、大田区内はもとより各地から、それぞれの半纏を着て駆け付けてくる。


 町会の御神輿は、町内各所で休憩をし「接待」を受ける。私の住んでいるマンションは、建築されてから18年以上、地元町会とは一切の関わりを持たない「孤島」だった。もちろん、町会にも加入していなかった。私は、町会活動について、積極的支持者ではなかったが、東日本大震災の被災地支援でみた「行政が頼れなくなった時」の町会の素晴らしさを見て、いささか想いがかわった。

 私が管理組合の理事長になった4年前、何人かの「積極的反対」を押し切り、総会で町会全員加入を決定した。続いて、マンション敷地内において、有志による神輿接待を提案した。これも、一部の方から批判が出たが、理事会の許可を得て、恒例行事となった。

 本日も、17時半から町会神輿の休憩に合わせて、有志による接待をすることになった。集合ポストに「支援のお願い」という書面を入れると、お金やらお手伝いの申し出が、私の自宅のポストに届く。

 御神輿の接待に参加しても「具体的な利益」は生じない。しかし、それでも支援して下さる姿勢がありがたいし、日本人の伝統文化を感じる。まだまだ、捨てたもんじゃない、と。


 お祭でも政治でも、傍観者と主宰者がいる。主宰者にはならなくても、積極的に参加する姿勢を持つ人もいる。どちらがいいだろうか。傍観者のほうが圧倒的に楽だ。私は出来ないが。

 そして、腹がたつのは悪意の傍観者である。接待所では、誰でもビールや食べ物を取ることができる。すると、袋いっぱいに缶ビールを詰め込んでいる輩が必ず毎年いるのだ。わが接待所では、そんなヤツに持ちかえらせないために、今年からびんビールに替えたところ、消費量が圧倒的に減ったのだ。

 不正な生活保護請求、ウソツキ失業手当受給、接待所での飲み物持ちかえりなど、一見「得」をしたような気にはなるが、実は自らの心に、そして、その姿を見ている子供たちに、大きな「負」を与えている。

 ビニール袋に沢山の缶ビールを入れている半纏も着ていない知り合いの姿を見た時、コイツは絶対に信頼できない、と残念ながら確信した。政治の世界でも、こんなヤツが多いのが実情だ。

 参議院選挙が終わって、はたして何人の落選者が日本維新の会で活動を続けていくか。缶ビールをかぱらって逃げる輩に成り下がるのか、見ものである。ちなみに、「たちあがれ日本」で、前回参議院選挙に出馬して落選したほとんどの候補者は、党から離れて行った。

 バカお笑い番組に出ている杉村何某、監督に戻った中畑、そして、東京地方区に出たわからんちんの女弁護士は結婚。前回の衆議院選挙で「衆議院選挙を辞退して都議選にまわってくれ」と私に非常識な電話をかけてきた、みんなの党の衆議院候補も、すでに政治から足を洗ったそうだ。嗚呼、なってこった!


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