2011年12月30日(金) |
道具に感謝する町工場の経営者に感激 |
いよいよ今年も残すところ2日となった。今日は、日頃何かと教えを乞うている区内の工場経営者のお誘いで、その会社の忘年会におじゃました。そして、驚いた。
なんと、機械工具や洗浄用のプール(?)等に、正月のお飾りが飾ってあるのだ。初めて見る光景と、この経営者の「一年間稼がせてもらったのだから」という言葉に、大いに感動した。
文部科学省所管の社会教育団体である社団法人倫理研究所創始者である丸山敏雄先生は著書のなかで「物は生きている。あらゆる物に感謝せよ」と、説かれている。まさに、この言葉を実践している光景だった。
ちなみに、この工場はとても古い建物だが、整然と清掃が行き届いていて、機械工具もピカピカである。当然のことながら、業績も上昇中だ。
飲食店では、よく「クリンネス」が叫ばれるが、工場や一般事務系の会社でも、清掃の徹底により業績を伸ばしている会社が何社もある。特に有名な会社が、カー用品の大手イエローハットの鍵山秀三郎である。
中小企業の街、大田区の社長さん、もし業績が伸び悩んでいるようなら、騙されたと思って社内清掃(特にお便所)を徹底されることをお勧めする。ただし、社員にやらせてはダメ。率先垂範、社長さんが行うことだ。そして、くれぐれも社員さんい嫌味にならぬよう…
もうすぐ訪れる新年、辰年が日本中の中小企業にとって、昇り竜のような年になることを願いながら、あ、すいません!缶ビールもうないんですか??社長!
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