いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年12月24日(土) 本人主催、犬伏秀一生誕55周年記念パーテイ@蒲田

 人生は本当に早いものだ。ついに12月2日で55歳の誕生日を迎えた。父親は42歳で他界したので、自分自身もその位で死んでしまうのではないか、と結構急いだ人生を歩んできたが、ついに親父を一回り以上超えてしまった。

 15歳で入った航空自衛隊は階級別に定年が定められていて、2佐(中佐)以下は定年が55歳である。したがって、ほとんどの同期生が自衛官定年退官し、第二の人生を歩んでおり、残っている1佐も定年前の閑職に異動し淋しいかぎりである。

 我が家というか、私は家族の誕生日やクリスマス、元旦、七五三、成人式等、とにかく伝統行事やイベントが大好きで(それに伴う酒が好きという意見もあるが)年がら年中、宴会を主催している。

 が、自分の誕生日は家族が、または他人が祝ってくれるものだろう。確かに、子供たちが小さい頃は「パパおめでとう」などと言って、自宅でケーキでお祝いをしてもらったが、最近ではトント話がでない。(忘年会で家にいないだろう、との妻の苦情もある…)

 そこで、やむなくクリスマスと合同で犬伏家(と言っても3人だが)誕生日パーテイを蒲田で催した。娘や妻は「どうせパパが予約しくる店は居酒屋モドキだろう」とバカにする。冗談じゃない!蒲田をばかにしてはいけない。


 区役所の近くにある「隠れ家的フランス料理」の店を予約した。デイナーではなくランチであるところが、ケチの私たる所以であるが…

 店に入った途端、二人は驚愕したのだ。「すばらしい!」と。さらに料理で感動。ほらみろ!妻の「赤ワインが呑みたい」のオーダーに、普段なら最安値のワインを探すのだが、今日は格好をつけてオーナーショフに「お勧めの赤ワインを」などと言ってしまった。

 お会計の段になり、おもむろにクレジットカードを出すと「当店はカードは取り扱っておりません」ときた。あちゃ〜サイフの中では足りない。止む無く妻に借りることになったが、大満足の自己主催誕生日パーテイだった。


 ちなみにお店の名前はAKIRA。区役所から図書館に向かい、労働金庫の手前を左折。右側中古のレコード屋さんの2階である。入口の雰囲気と店内の違いにはビックリする。ぜひ、どうぞ。

 ランチ:2000円シェフおまかせコース

 デイナー:3500円、4500円おまかせコース


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