いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年11月25日(金) 民主党素人防衛大臣のバカさぶり五連発

 「私は防衛の素人だから本当のシビリアンコントロールが出来る」と、就任早々間抜けな発言をした一川保夫防衛大臣の最近の行動は、まったく話にならない。野田総理の父上は元自衛官である。自衛官の士気を削ぐ大臣を任命した息子の責任にさぞかし胸を痛められていることだろう。以下、最近の一川防衛大臣のバカさぶりを復習してみよう。

 一川防衛大臣バカさぶり第一発

 平成23年9月2日大臣の認証式前、「安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と述べた。素人を大臣にしちゃいかんだろう!

 バカさぶり第二発

 11月16日、国賓として訪日中のブータン国王ワンチュク夫妻を歓迎する宮中晩餐会を欠席して日本・ブータン友好議員連盟副会長を務める高橋千秋民主党議員の政治資金パーティーに参加し「ブータン国王が来て宮中で催し物があるが、私はこちらの方が大事だ」とスピーチした。高橋議員も副会長だろう!パーテイやっている場合か!

 バカさぶり第三発

11月22日には参院外交防衛委員会で、佐藤正久参議院議員(ヒゲの隊長)にブータン国王の名前を尋ねられたが、即答できなかった。不意をつかれた一川大臣は後ろにいた秘書官に確認し「ワンチュク国王と思う」と答弁。佐藤議員は「名前も覚えていないのは『反省がない』といわれても仕方ない」と厳しく批判した。

 バカさぶり第四発

11月25日には国際平和協力本部を置く内閣府と防衛省で司令部要員の出発式を開くが、派遣される隊員の激励は自衛隊トップの折木良一統合幕僚長に委ね、一川大臣ら防衛省政務三役は誰も出席しない。お前ら、どこの大臣で政務三役だよ!やめちまえ!

 バカさぶり第五発(以下は産経新聞より引用)

航空自衛隊小松基地(石川県小松市)所属のF15戦闘機が10月7日に燃料タンクなどを落下させた事故を受け、同基地では飛行訓練再開の見通しは立っていない。最大の障害は、衆院石川2区で過去4回議席を争い敗れた自民党の森喜朗元首相に対する一川氏の強烈なライバル意識だという。

同県能美市のタンク落下現場は森氏の自宅近く。防衛省の地元への説明が遅れたことに森氏は不満を強めているが、実はこれを妨げたのが一川氏だった。

複数の防衛省幹部によると地元市議らの仲介により、防衛省の局長級幹部が11月中旬、森氏側に説明に出向き、訓練再開の理解を得る方向で折り合いがつきかけていた。

ところが報告を受けた一川氏は一言。「森氏のところなど行く必要はない!」。これにより訓練再開のメドは立たなくなった。

小松以外の基地では10月末からタンクを外した上でF15の飛行訓練を再開させている。空自パイロットは2カ月以上夜間飛行を行っていないと緊急発進(スクランブル)任務に就けない規則があるため、21日から小松基地所属のパイロット約50人をやむなく百里基地(茨城県小美玉市)に移し訓練させることになった。

つまり、一川氏は「私怨(しえん)」だけで防衛上も運用上もマイナス面しかない状況を作り出したのだ。

 こんな大臣に、そして、こんな防衛大臣を任命し、さらには罷免も出来ない総理大臣を擁する民主党に、この大切な日本を委ね続けていいのだろうか。


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