いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年05月22日(日) 大田区被災地ボランテイア参加者さんからの報告

 インターネットでお知り合いになったNさんから、大田区の被災地支援ボランテイアに参加されたご報告を頂いた。今後参加される方、大田区の所管課の志高い職員さんのため、ご本人のご承諾を頂き転載する。

犬伏様

●●在住のNです。いつもお世話になります。この度は、大田区の被災地支援ボランティアで、東松島市に行ってまいりました。 作業内容は、床下や庭、畑などのへドロ除去がメインでした。床下や降雨後のへドロは、水分を含んでいるので重量があり、気温も上がってきているので、体力的には中々ハードでした。しかしへドロを除去しないと家の工事も出来ませんし、衛生面の問題も生じます。その為、今だ自宅に戻ることの出来ない人が多い様です。

作業をした赤井、矢本などは、だいぶ復旧が進んできた様ですが、被害の甚大な野蒜地区などは、まだまだ手つかずの様ですから、今後もボランティアの力が必要とのことです。住民の方々も、ボランティアには、大いに期待しておりました。 他の自治体では、継続しての派遣は行っていないでしょうから、是非大田区では、現地のニーズがある限りは、今後も継続して頂きたいと思います。

作業は、6人で1グループを形成し、各々の特性を生かしつつ行いました。年配者や女性も参加されており、参加された方々の、私心を捨て公に尽くされる姿には心を打たれました。ここで得た経験、絆は、必ずや大田区、日本の安定に繋がると思います。 その為、多くの区民が体験出来れば良いのですが、日程的に社会人が参加するのは厳しい部分もあります。今後は週末派遣型や夜行日帰り型などが出来れば、参加し易くなると思います。

また復旧には、ボランティアがまだまだ必要であるという認識を、社会全体で共有出来れば、迷っている方々も参加し易くなるでしょうし、会社や上司の理解も得られ易いと思います。ともすると、もう復興に向かっており、出る幕はないと思ってしまっている人も多いと思います。 私も今回の参加にあたっては、職場からは必ずしも肯定的な見方ばかりされた訳ではありませんでした。
この国難に際しては、ボランティア休暇の導入をもっと呼び掛けて、東北地方の復興に国民皆であたる気持ちで、制度を整えて頂きたい気持ちが強いです。

また今後は梅雨時期にも入りますし、気温も益々上がりますから、怪我、熱中症対策が必要になると思います。またそれに関連して、参加者には、事前に健康診断書の提出を義務付ける(もしくは大田区での健診を受ける)などの、参加者の健康状態の把握も必要になるのではと感じました。年配者の参加も多かったですし、せっかく良い活動をされていても、事故が起きたら水泡に帰してしまうと思います。

まとまりのない文章で申し訳ありませんでした。今回のボランティアは、犬伏さんのブログで知りましたので、この掛け替えのない貴重な体験が出来たことのきっかけを与えて下さったことに、本当に感謝しております。またボランティア参加者の2名の方と、政治、国防など熱い語らいが出来ました。その2名の方も今回の選挙では、犬伏さんに投票されたと言っておりました。本当に嬉しかったです。 今後も出来る範囲で、公の為に尽くすことを自分なりに考え、実行していきたいと思います。ありがとうございました。

大田区●● N

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