2011年04月26日(火) |
当選後初めての駅頭演説@蒲田駅南口 |
毎週火曜日は、朝6時半から蒲田にある結婚式場「アペア」で行われている経営者モーニングセミナーに参加するのが平成7年以来続いている習慣である。当初は、ある都議会議員(いまでは国会議員)に「票田だ」と紹介されて通い始めたのだが、いまではすっかりのめりこんでしまい、その会の副会長を仰せつかっている。
そして、このセミナーが終わると、近くのJR蒲田駅駅頭で「いぬぶし秀一の余計なお世話レポート」を配布する、というのも恒常化している。今日も同じように駅前に出向くと、民主党の落選した新人がスピーカーを使って演説をしている。
駅前での街頭演説は「先着順」が不文律なので、止む無く私は「肉声」で始めたのだが、当選した議員の後ろで「落選の弁」を述べるのは辛い試練だろうと彼のしゃべっていることを聞いてみた。
「○○○○、残念ながらご期待に応えることはできませんでしたが、4年たても32歳。政治家としてはまだ若い。次に挑戦します。」という趣旨で話していた。
私の感覚ではこの演説は「アウト」である。その理由は以下だ。
1.有権者は期待していないから落選したので、「自分の希望に応えられなかった」だけである。相手の立場から話さないと自己満足になる。
2.「政治家」だ?そこから変えなければだめだ。区議会、市議会など基礎的自治体の議員が「政治家」などと驕った感覚ではだめだ。区民の代弁者であり、政治家ではない。ただ、政治屋は多いが‥
4年間本気で頑張れば区議には当選されると思う。当選が「目的」ならそれでいいだろう。4年間、区議とはなんぞやを自問されながら、初志貫徹をされるよう、落選経験者としては願ってやまない。
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