2011年04月22日(金) |
選挙戦で見つけた珍風景 |
選挙戦も残すところ2日である。今日は、この選挙戦で見つけた区内の珍風景をご披露しよう。
一件目は、大田区の東糀谷にある防災公園の男子トイレである。この公園は以前は住宅展示場で、その後様々な変遷を経て、一時は鮫洲の運転免許本部が移転する予定で東京都の所有になった。
ところが、交通渋滞などを懸念する大田区の地元と、移転により売り上げが激減する鮫洲の商店街や代書屋さんらの反対で、運転免許本部計画は中止となり大田区が購入したものだ。
だだっ広い公園だが、災害時の避難所や防災倉庫として設計されており、工場や大規模団地が集積するこの地区には必要な空間であると思う。
さて、この公園のトイレを我が遊説隊が借用したのだが、使ってビックリだった。男子の小便器に向かうと、外から丸見えなのだ。おしゃれな目隠しはついているが、その設置場所が「役立たず」の場所なのだ。
トイレの入り口を中心に真ん中にたっている。ところが、小便器は入り口から右側に向かって設置されている。したがって、入り口に向かって右側は 目隠しが必要ないのだ。必要なのは、尻側が丸見えの左側である。
設計屋の「芸術的自己満足」で作り、利用者の目線を知らない区の監理者のコラボレーションの賜物だろうが、心臓に毛の生えている私でも恥ずかしくなる配置である。さて、すぐ出来るかな?それとも「いい訳」を考えるのだろうか?区長候補のそれぞれにお考えを聞きたいものだ。
二件目は、不思議な商店街の光景である。
大田区の大森駅に近い商店街で教えられた珍風景だ。男性商店主が指差している縁石の外側、つまり道路側は品川区、そしてお店がある民有地側は大田区なんだそうだ。当然、道路をはさんで反対側の商店はすべて品川区の住所だ。
このお店では、毎日大田区にある自宅兼店舗から品川区側に入って商品をお客様に届けている。選挙の宣伝カーは所轄の警察から「設備外積載許可証」の交付を受け、通行範囲「大田区内」として大田区地図を添付した許可証を携行している。
とすれば、この商店街を通行して「大田区側」の商店に選挙広報することは許可範囲外通行として「違法」なのだろうか?不思議な光景であった。
|