2011年04月06日(水) |
礼を失した東電お詫び訪問 |
3月22日に東京電力鼓副社長ら幹部が、福島県田村市の避難所を訪問して、福島原発周辺から避難した人々に謝罪したことが報道された。その写真を見て唖然としたのは私だけではないだろう。
(朝日新聞)
被災者の方々は床に座っているのに、東電社員らはたったままのお詫びである。これでは「形だけ来た」と思われても仕方あるまい。我が国の伝統である礼儀作法を学校でも教えなくなって久しい。(いや教えるべき教員が礼儀をわきまえていないのだ。)エリートの東電幹部らは、勉強は出来たが、礼儀は教えられなかったのだろうか。
さて、反面、3月30日に足立区の東京武道館を訪問された天皇・皇后両陛下は、それぞれの被災者の方々の前で跪かれお言葉をかけられていた。実に美しいお姿が対照的であった。(両陛下のお写真を私の日記に転載することは差し控える)
さらに、一時マスコミのバッシングにあわれた皇太子殿下・皇太子妃殿下も本日東京都調布市にある味の素スタジアムを訪問された。やはり、跪いて被災者に労いのお言葉をかけられていた。
(朝日新聞)
あまりにも対照的な慰問と謝罪の姿には、我が国の学校教育、家庭教育、社会教育のあり方が問われよう。公立学校にぜひ出かけて欲しい。廊下ですれ違う教員から「先に挨拶」をされることは、めったにない。それよりも、こちらから挨拶をしても「蚊の鳴くような」返事が返ってくるか無視である。(裏の声:お前だからだ!)
もう一度、道徳教育、精神教育など、GHQが恐れていた日本人の精神文化を高める教育をしなければ日本は、益々三等国に成り下がってしまうだろう。 昭和20年のGHQによる「日本弱体化作戦」にいまだに加担している日教組の教員諸君!そろそろ目を醒ませ。もういいからネ。
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