2011年04月04日(月) |
やっぱり本当だったか?副区長辞職強要!!! |
私の2月25日の区議会第1回定例会の一般質問で、大田区の誇る「恐怖人事」「粛清人事」の総仕上げとして、松原忠義区長が、秋山副区長に「辞任を迫った」との事実があったか、と確認をした。以下、質問のその部分の抜粋である。
『1.粛清人事について
松原政権に代わって以来、社会福祉法人池上長寿園の理事長人事への介入、代表監査委員への辞任強要、前政権中枢幹部職員の他区や一部事務組合への不自然な転出など、リビアや北朝鮮もびっくりするような粛清人事、報復人事が行われてまいりました。私は再三これら粛清人事、報復人事について警鐘を鳴らし続けてまいりましたが、一部取り巻きの入れ知恵か、これら異常な人事は止まることを知りません。
そして、今回は二人いる副区長にまで、このような人事の魔の手が伸びたようでございます。この副区長には松原区長ご自身が、任期途中の3月31日付けで辞任するよう迫ったとの事実が漏れ聞こえてまいりました。はたしてどのような理由で任期中の副区長を、それも区長自身の任期を1ケ月残す時期更迭しなければいけないのでしょうか。この副区長の選任に同意した立場としては、どうしてもうかがっておかなければなりません。松原区長の真意をお尋ねいたします。』
答弁にたった野田副区長は「火のないところに煙がたつことを知った。私が、そう言われたら、その日まで粛々と公務をこなすだろう」と、逃げた。とにかく、松原政権になってからというもの「粛清人事」「ゴマすり人事」「フオーレスト(英語にしてみて!)人事」と思われるような人事異動が横行しているのは、大田区職員であれば誰でも知っている。
そのような執行部の横暴を監視すべき議会は、区長と仲良しの自民、公明、民主で過半数を占めており、まったく抑止力として機能していない。機能しない議会と、区長べったりの与党に嫌気がさして、永井前議長、湯本区議の2名が自民党を離党した。(正確には、永井氏は除名)
さて、本日発覚したのは、秋山副区長の「辞任強要」は、やっぱり本当だったのか、ということだ。総務担当部長から区役所各所属長宛の文書によれば、秋山副区長は3月31日付で退任(辞任)したそうだ。任期を残しての辞任には、いかがわしさが漂う。
よく「粛清人為」「恐怖人事」に彼らが使うのが「次」である。ここで「素直に従えば次がある」が、「逆らうなら次はないよ」、というものだ。いくら、現政権がおかしいと声高に叫んでも、家族もいるし、生活もある。JALの経営陣と戦った「沈まぬ太陽」のような人は、なかなかいない。
結局、人事権を持っているものが、役所では「なんでも思い通り」になるのだ。今回、定年になりながら総務担当部長(人事)として再任用された方こそ、好例だろう。
また、大問題なのは、就任には議会の同意が必要な「特別職人事」でありながら、その辞任の事実は未だに議員には知らされていない。隠しているのか、と勘繰りたくなる。たかだかの、顔も知らない課長の異動や訃報はすぐさままわってくるのにだ。
嗚呼、大田区役所!チャンスは4月24日。しかし、一般区民は知らないし、関心がないだろう。結局、また区長べったりの存在意義の薄い区議会が4年間続くのだろうか…
目覚めよ!大田区民!!大田区に早く真の民主主義を!!!
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