2011年02月23日(水) |
区長の退職金は総理の4.5倍!!記者会見実施 |
前にも書いたが、23区の区長は、4年に1回たまげるような退職手当を貰うのだ。大田区長ではその額が4年毎に2320万円である。民間ではみな削減の嵐の中、行政のトップがこれではいけない、と明日から始まる第1回定例会に志ある議員とともに、半額にする条例改正案を提出する。今日は、それに先立って区役所内で記者会見を開催した。以下、記者会見での配布資料である。
大田区長等の退職手当に関する条例及び大田区監査委員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
提案の趣旨
民間が大変な不況のなか、公務員の厚遇ぶりが問題視されていますが、それ以上に地方公共団体の特別職のお手盛りは大変なものです。 多くの地方自治体の首長が議会と「八百長(河村名古屋市長談)」をしている結果、特別職の退職手当は、4年間の短い任期でありながら、大変な高額になっています。ちなみに、内閣総理大臣が4年で辞めた場合の退職手当の額は以下計算式のとおり524万640円となります。(総務省人事恩給局退職手当係に確認済)
計算式 俸給月額 2,060,000円X調整率(106%)X支給率(2.4)
この不公平感を是正することと、なんでも賛成の諮問機関に成り下がった議会に「議決機関」としての使命感を再認識してもらうために、本条例を提案いたします。
名古屋から始まった「納税者一揆」が、大田区に飛び火し首都東京に燃え広がることを祈ってやみません。
提案議員 永井敬臣(前議長 自民党離党)090−1889- 湯本良太郎(自民党離党) 090−2477- 荒木秀樹(無所属) 090−3064- 犬伏秀一(たちあがれ日本) 090−3965- 奈須利江(生活者ネットワーク)090−9156- 西村健志郎(無所属) 03-5499-
なお、日本共産党大田区議団(7名)は、賛成の意向を示しています。
議員提出第1号議案
大田区長等の退職手当に関する条例及び大田区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例
上記の議案を提出する。
平成23年2月25日
提出者 永井敬臣 湯本良太郎 荒木秀樹 犬伏秀一 奈須利江 西村健志郎
大田区長等の退職手当に関する条例及び大田区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例
(大田区長等の退職手当に関する条例の一部改正) 第1条 大田区長等の退職手当に関する条例(昭和32年条例22号)の一部を次のように改正する。 第3条中「100分の500」を「100分の250」に、「100分の360」を「100分の180」に、「100分の270」を「100分の135」に、それぞれ改める。
(大田区監査委員の給与等に関する条例の一部改正) 第2条 大田区監査委員の給与等に関する条例(平成4年条例71号)の一部を次のように改正する。 第4条第4項中「100分の220」を「100分の110」に改正する。
付則
この条例は、平成23年4月1日から施行する。
(提案理由) 大田区長等の退職手当の額を減額する必要があるのでこの条例案を提出する。
この条例が可決されると、4年毎の特別職の退職手当は以下のようになる。 これでも多い!何しろ4年毎だから!
区長:1160万円 副区長:669万6千円 教育長:422万8200円 代表監査委員:275万4400円
自民党と公明党、そして民主党が「なんと理由をつけて」可決できないようにするのか‥それとも、賛成にまわるのか?彼らの「区民の代弁者」としての良識に大いに期待したい。
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