いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2011年01月28日(金) たちあがれ日本、拡大支部長会議開催

 今日は、午前中「自衛官募集相談員連名委嘱式」が大田区役所内で行われた。これは、各中学校区に1名、地域の「情報通」を「自衛官募集相談員」に委嘱して優秀な隊員の確保を狙う、所謂リクルーターのようなものだ。私も20年近く委嘱を受けている。

 自衛官の募集業務は自衛隊法により区市町村の業務とされているため、首長と自衛隊地方協力本部長の連名で自衛官募集相談員の委嘱状を発行されるのだ。地方都市では、結構この連名委嘱は以前から行われていたが、東京23区では、なかなか職員労働組合や共産党などの反発もあり実現していなかった。

 大田区では、平成9年ごろから「連名」で行うことが出来るようになった。が、相談員の活動実態はいささか問題がある。実際、相談員からの「入隊者情報」は少なく、相談員の高齢化や地域での活動の希薄さなどの問題点を改善しなければ、この制度が形骸化してしまう。(私の紹介した隊員は現役で2名活躍中だが…)

 さて、昼食もそこそこに、午後は衆議院議員会館へ向かった。新しくなった議員会館国際会議場において「たちあがれ日本第1回拡大支部長会議」に出席するためである。

 私は、たちあがれ日本の大田区第一支部長を仰せつかっている。区市町村の下に番号が付与されているのは、都道府県、区市町村議員の支部、「東京4区」などと、衆議院や参議院の選挙区名がついているものは、国会議員又はその候補者の支部である。

 現職の衆議院議員、前回の参議院議員選挙の候補者、各地方議員などが支部長として出席をして、それぞれ党運営についての意見を述べた。私は、「統一地方選挙に向けた、たちあがれ日本らしい公約を早急に作って欲しいこと」、「党の地方基盤確立のため統一地方選挙の公認発掘をすべきこと」等を提案した。


 いささか残念だったのは、国会議員の候補者から「党から今後の活動を指示して欲しい」だの「党勢拡大の方法を教えて欲しい」などという意見が相次いだことだ。こんな出来たての小さな政党に「何かをして欲しい」と望むなら、この党の国会議員候補などになってはダメだ。

 わが、たちあがれ日本は立志の政党である。自ら政党の骨格になる、自らがこの党を作り上げていくのだ、という強い信念と意志が求められる。「ヨソが公認してくれなかったから」等という理由の候補者はいないと思うが、自助努力以外に「王道」はない、ということをすべての支部長に理解して欲しいと僭越ながら思ってしまった。

 5時からは、衆議院内で「党新春懇親会」だ。旧議員会館でのパーテイーは、ほとんど「社員食堂」のような会場だったが、新築の会館は、ホテルのようである。

 小さな政党なのに来賓は豪華だった。岡崎元駐タイ大使、石原慎太郎東京都知事、桜井よしこさん、など応援団として名乗りをあげている方々が駆けつけてくれた。


 平沼代表との懇談では「いぬぶしさんは前から、与謝野を追い出せと主張していたよね」と、誰から聞かれたのか、ズバリと言われてしまい慌てた。そ、そ、その通りです!

 我々の、これからの命題は、いかにして、この党の存在を知らしめていくかであろう。

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