いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年09月30日(木) いぬぶし記憶喪失に‥?

 昨日は大変な一日だった。本会議で「議員の中国派遣反対討論」を行った後、今度は区長から「議案の撤回」が上程され、これに急遽「反対」討論、さらに撤回後の新たに出された議案の質疑と、休む暇がなかった。他の議員には迷惑だろうが、議会が言論の府であることを知らしめなければならない。

 さて、そのような一日の中でどうしても「腑に落ちない」ことがあった。それは、昨日の午後6時から深夜までの「記憶がない」ことだ。昨晩は、例のボーリングに出かけた。

 ところが、ボーリングをやっている光景やスコア、さらには懇親会で何を食べたが、等さっぱり思い出せないのだ。飲みすぎなのかな〜と反省していたのだが、ボーリングをやっている時は「酔っ払って」はいなかった。

 議会の休憩中に、控え室で奈須議員にそんなことを話すと「それは大変だ!ボーリングの最中に何かあったか聞いたほうがいい」とアドバイスをされた。さっそく、同じ町会の方に電話をすると、恐ろしい次のような回答があった。

ボーリングの投球の最中、突然すべって後ろから倒れたので皆で「大丈夫?」と声をかけたんだよ。懇親会でも、いつも好きなビールがすすまないからおかしいと思っていたんだ。

 ええええええ!!!そうだったのか。その光景も思い出せない。そして、議会の休憩が終わり、議案の討論、質疑になった。すべての議事が終わって控え室に戻ると、議会事務局長が「どうしたんですか?いつもと違って発言がおかしい」と言う。

 そこで、居合わせた奈須議員と局長に昨晩の話をすると二人とも大騒ぎになり「すぐさま受診せよ!」ということになった。局長は車の手配、奈須議員はインターネットで脳外科で緊急で診てくれるところを探してくれた。

 ところが、すでに時刻は午後5時を回り、近隣でMRIのある大病院では無理なことがわかったので、知り合いの病院に電話をしてCTで確認をしてもらうことにした。40枚ほどの自分の脳の断面写真を示めされた。はたして診断は‥

「キレイな脳です。問題ありません。脳震盪により記憶が飛んでしまうことはあります。しばらく様子を見てください。」

 え、そんなことがあるんだ。ほっとして区役所に戻ると議長や同僚議員、職員が心配そうに診断結果を聞きに来た。「脳震盪で問題ないそうです」と答えると皆、安堵の表情になる。

 その後、「人情派」荒木ひでき議員から携帯に電話があった。どうやら、彼は心配で最寄の大学病院の救急外来にいるらしいが、「個人情報」とやらで、いぬぶしが診察中かどうか教えてくれない、というのだ。いい人である。ありがたい。結果を伝えると「よかった!よかった!」と我が事のように喜んでくれた。

 普段は、人の温かみよりも議論ばかりしている議会で、今日ばかりは感謝!感謝!であった。それでも口の悪い職員が「センセイ、もう3日ほど記憶がないと議会運営がスムーズに行くのですが‥」と、本音とも冗談ともわからない言葉をお見舞いの言葉に添えてくれた。ありがとうネ


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