いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年08月02日(月) 京急蒲田通過のお詫びか?空港〜蒲田駅バスシャトル便

 自宅に戻ると、大田区まちづくり推進部からFAXが入っていた。「羽田空港と蒲田駅を結ぶシャトルバスの新規路線開設について」との文書だ。

 10月21日の羽田再国際化にあわせて、羽田空港〜大鳥居駅〜JR蒲田駅のシャトルバスを、京浜急行電鉄の子会社である、羽田京急バスが運行する、という内容だ。

 そして、FAXで各議員に送信した理由として「本日、空港ビル・マスコミ見学会が催され、シャトルバス運行も発表されるため、議員に事前に情報提供する」とある。

 そいつは、どうもご丁寧にありがとさんです。さすがは、二元代表制の地方自治の原則を理解されている23区でも屈指の自治体、大田区さんである。発表の数時間前に、議員に情報提供する!という、言い訳をちゃんと作り上げるのだから‥(大田区の現状をご存知ない方へ:文脈通りとらないで!)

 さて、議員への情報提供なんぞは、どうでもいい話であるが、シャトルバス、報道発表するほどのものではない。実は、現在も、羽田空港発JR蒲田駅行のバス便は、2路線あり、そのうちの1路線では「急行」が運行されている。勿論、ほぼノンストップに近いシャトルに比べ、停車バス停がいくるかあるが、時間差は5分程度ではないだろうか。

 蒲田駅まで所要時間32分、座席を改良したリムジンカラーの専用車両をご用意くださるそうだが、どうも、京急蒲田駅通過の「代替お詫び案」に見えてしまうのは、ヘソ曲がりな私の性格のせいだろうか。

 蒲田駅周辺や、東急線沿線に住んでいる方にとっては、便利だろうが、京急沿線、横浜方面、都心方面への利用客は、電車で移動するに違いない。

 まあ、青山元副知事を座長に、国土交通省、東京都、大田区、京急の4者協議会(沿線の諸問題解決のため)を作った以上、何か「成果」を出す必要があったのだろう。

 ご苦労さんでした。すなおに喜ぶとするか。

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