2010年04月23日(金) |
ふざけるな京浜急行!空港発京急蒲田通過 |
本日、羽田空港国際化記念事業につき、与野党からブーンイングが続出した特別委員会があったが、くだらないミニ幟やDVDが「いいとか悪い」などということは、どうでもいい大事件が起きた。
それは、5月16日の京浜急行上り線完全立体化にあわせて、京浜急行が新ダイヤを作成し、な、なんと、羽田空港発品川行の快速特急は、ノンストップになることがわかったことだ。つまり、空港駅の次は品川である。
いままでも、空港線内の駅には停車しない快速が一部あったが、今回は、品川まで一切停車しない快速特急を1時間3本(20分に1本)走らせる、というものだ。立体交差事業で多額の国費、都、区の負担(事業費のほとんどが税金である)で行った立体交差事業。
その工事中の騒音被害、立体交差後の日照被害や騒音は、間違いなく大田区民が多く被ることになる。それが、大田区内の駅に一切停車しない電車のためとは、なんたることか。
勿論、空港利用者にとっては「ノンストップ」は便利であろう。が、横浜方面に行きたい方は、京急蒲田で乗り換えが出来ない不便もある。ましてや、京急蒲田で停車する、1分程度の時間と、地元に対する配慮と天秤にかけてどうなのか。
今日は、区長、副区長、ならびに議会交通問題調査特別委員会のメンバーが、立体交差完成を視察する予定だったが、急遽中止となった。
区長視察の前日に「蒲田に停まりません」と言ってくる京浜急行もふざけるな!であるが、それまで、毎日のように京急と接触している大田区連続立体事業本部や、国土交通省の各局に年中、顔を出している大田区の部長さんは、何をしていたのだろうか。
「情報とは相手から貰うのを待つのではなく、こちらから取りに行くものである」という、基本を知らないお役人は哀れである。
それにしても「国際化で区内の活性化を!」との叫びは、停まらない電車に乗っている航空旅客には、絶対に届かない。
どうする!イベントやっている場合じゃない。
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