2010年04月21日(水) |
大田区女子中学生逮捕! |
昨年の11月に、大田区の少年2人(16歳)と、14歳の女子中学3年生がバイクに3台に分乗して「クレージーなことをやろう」と、生卵10個を購入。大田区久が原交番の警察官に対し、3個を投げつけ、さらに千鳥町交番に移動し、ここでも警察官に2個を投げつけた。さらに、巡回中のパトロールカーにも数個を投げつけ逃走した。
彼らは、暴走族の仲間で、女子生徒3名は「レイデイースくのいち」という、女子暴走族のメンバーである。女子中学生のうち2名は、別の傷害事件でも逮捕されており、「女子中学生」でありながら、驚くばかりである。
大田区教育委員会ははたして、この事態を把握しているのか、または、把握しておきながら「加害者の人権」に配慮して「公表」しないのだろうか。いや、そうじゃない。いつもの、大田区の不祥事だけになぜか「警察が公表を控えるよう依頼」する事例かもしれない。
いずれにしても、先のこども文教委員会では報告がなかった。教育委員会や学校がすべきことは、「事実の隠蔽」ではなく、なぜ彼女たちの心が荒んでしまったのかの検証であり、その原因から、彼女たちへの更正支援である。
いずれの子供たちも生まれた瞬間は素直で可愛らしい。それが、生育の過程で様々の個性が芽生える。その個性が、今回のような反社会的な行動になることもある。そして、子供たちの問題行動の根源には、ほぼ間違いなく「親」の「問題」がある。
多分、彼女たちは「家に居場所がない」「親の愛情欠落」など、悲しい事情があるに違いない。行政や学校が「家庭」に立ち入ることは難しいのはわかる。が、悲しい環境の発露を「反社会的行為」でしか見出せない子供たちを救えるのは、我々大人であることも忘れてはならない。
まだ14歳。更正はおおいに可能である。学校も戻った後のフオローに万全を期されたい。
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