2010年03月28日(日) |
25年目の卒業式@憎きNHKホールにて |
昨日は、放送大学学位授与式に参加した。先日も書いたように、昭和60年(1985年)28歳の時に、放送大学に入学し、退学、復学を繰り返し、25年目にしてやっと卒業にこぎつけたのだ。
昨年NHKがドキュメンタリー番組「JAPANデビュー」で、台湾の方々の名誉を傷つける虚偽の映像を流し、自虐的歴史観の基づく偏向した番組を放映したことに抗議する大デモ行進を行った、あのNHK放送センター隣のNHKホールが会場だ。
さらには、授与式壇上に来賓として文部科学副大臣や総務省大臣官房審議官と並んで座っていたのは、なんと抗議文をつきつけたNHK会長だった。
また、驚きは「国歌演奏」である。てっきり「斉唱」かと思いきや、プログラムにも、また、司会者の言葉も「演奏」で、国歌とともに、歌詞も流れてきたのだ。国歌は「演奏」なのに、ほとんどの学生が知らない「放送大学々歌」は、なぜか「斉唱」である。
まさかとは思うが、民主党政権の文部科学副大臣が列席するから、学校が「演奏」に気を使ったのではないだろうな????まったく、おかしなことである。そのおかしさに気づかない国民も情けない。
式典の終わりには、なんと小椋桂さんがお祝いに3曲歌って下さった。うち2曲は、彼の作詞作曲による「放送大学kイオメージソング」だそうだ。なぜ、小椋さんが放送大学なの?
疑問は司会の説明で解けた。彼は、東大を卒業後日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、50歳で退職するまで、二足の草鞋をはいていた。が、退職後、歌手活動の合間に、東大に学士入学、さらには、修士も取得したのだそうだ。
その彼の嬉々とした学生生活を見て、若い頃、大学を中退していた奥様が、放送大学での学びを決意され、卒業したのだ、という。その奥様の卒業の喜びを見て、放送大学とのご縁が出来た、と。なるほど!
謝辞の学生総代は、学部、大学院いづれも「60歳以上」と思われる男女の学生だった。会場には、ごく普通の大学と変わらない年齢であろう女子学生が袴姿で親子連れでいたり、母親が小学生ぐらいの息子さんに、卒業証書を持つ姿を撮影させていたり、と幅広い年齢の学生のいる放送大学ならではの光景があった。
開学25年で、卒業生は5万人を超えるそうだ。全国の同窓生の皆さん、ご卒業おめでとう!そして、放送大学大学院の皆さん、4月からよろしくです!
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