2010年02月24日(水) |
区長、副区長減給10% by職員不祥事 |
本日、区長から議会運営委員会に新たな議案が提出された。それは、区職員の不祥事の責任を取って、自分自身と、2名の副区長の月額報酬を来月分のみ10%減額する、との条例である。
なにをいまさら、という気がするのは私だけだろうか。昨年に起こった、覚せい剤所持と公金横領を、私のリークで、あわてて「捜査当局の依頼が解けた」などといって、先週「発表」したことの責任だろうか。
区職員や心ある区民からも、厳しい意見が出て、止む無くご自身の減給で事を納めようとしているのは、ミエミエである。もっと早く、潔く公表していれば、なんのことはなかった「バカな職員がいて区長さんかわいそう」で終わったのに。
吉兆も、雪印も、赤福も、さらにはトヨタも「情報公開」の遅れが敗因である。特に、お役人は、情報を自分たちのものだ、と勘違いしている。役所の情報は、雇用者たる区民、国民のものであり、お役人の独占物ではない。
その意味で、今回の処分や事件公開の遅れは、なんと「いい訳」しても情けなかった。さらに、なぜ、減給なのか?
過去には、副校長が給食費ピンハネで懲戒免職(都職員か)、区職員が大麻を栽培、区職員が泥酔の上、JR内で傷害事件。区職員が勤務中に孫の幼稚園の藤棚作り。など、様々な不祥事があたが、区長の減給はなかった。
来年の区長選挙向けのパホーマンスと思われても仕方ない処置である。二度と、このような公開の遅れがないよう願ってやまない。
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