今日から、平成22年第一回定例会が始まった。今日のエポックはふたつ。ひとつは、大田区議会の議場に、ついに、本当についに国旗「日の丸」が掲揚されたのだ。
平成11年に初当選して以来、ずっと「国旗掲揚」を訴えてきたが、自民公明の所謂与党会派の中にも慎重論があって、実現しなかった。が、今回、ある心ある区民の陳情がきっかけで実現した。
掲揚の方法は、非公開の幹事長会と、公式には議会運営委員会で決定したが、いずれも一人会派には無縁の存在で、そのように議論されたのだろうか。私は、国旗は正々堂々と、議場の正面に広げて掲揚すべき、と訴えてきた。
どうしても、大田区旗と一緒に掲揚して反対勢力の抵抗感を少なくしたいのなら、左右両側にすればいい、と思っていた。が、実際には写真のように、エックスにクロスして掲揚というか、掲出というか、まあ、ないよりいいか、という感じである。
なぜ、我が国国旗を掲揚するのに、これほどまでに時間がかかり、遠慮する必要があるのか、諸外国の方々には理解できないだろう。
さて、ふたつめのエポックは、区長挨拶である。大田区職員の不祥事につき冒頭で陳謝し、自らの任命権者としての責任に言及した点は評価できるが、相変わらず「公表を意図的に遅らせてはいない」「捜査当局からの要請で公表しなかった」と、新聞各紙の警察幹部への取材とは、まったく違った「いい訳」に終始している姿は、例え「お役人作文」の原稿の棒読みであっても、見苦しかった。
親分たるもの、潔さが必要である。すみません。間違ってました。これでいいのではないだろうか。
鳩山さん、小沢さんにも共通する「見苦しさ」であった。とても残念!
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