いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2010年02月11日(木) 自衛官は何も言うなというのか?左翼マスコミめ

 建国記念日の今日、久しぶりにのんびりして「この国に生まれた幸せ」を満喫していたら、反日左翼で有名なテレビ朝日が、ニュースを流していた。

宮城県にある王城寺原演習場で10日から始まった、陸上自衛隊とアメリカ陸軍の共同訓練の開始式で、日本側を代表して訓示した第44普通科連隊長の中澤剛1等陸佐は、東アジア地域での日米同盟の重要性を強調したうえで、「同盟というものは、外交や政治的な美辞麗句で維持されるものではなく、ましてや  『信頼してくれ』などということばだけで維持されるものではない」と述べました。シビリアンコントロールにも触れる重大な問題になる可能性もあり、防衛省首脳は事実関係の確認と対応を協議しています。

 情けない!としかコメントが出来ないぐらいくだらないニュースである。ましてや、シビリアンコントロールの意味すら知らない、一部バカ政治家と、マスコミにはあきれるばかりである。

 シビリアンコントロール(文民統制)とは、部隊の運用などに「ド素人」の政治家や文官(非制服組)が口を出すことではない。軍隊の財政的な裏づけについては、国会が決定し、その範囲で、専門家たる軍人(自衛官)が、必要な軍備(防衛力)を維持すること。

 さらには、最終手段として「武力行使」を行うのかどうかの判断を、国会が行うこと、これがシビリアンコントロールである。それを、自衛官が正論を述べただけで「シビリアンコントロール違反」などという論調になるのは、きわめて稚拙な感覚である。

 多分、御身大切な防衛官僚と民主党により、この正しい連隊長は、何らかの責任をとらされることになるのだろう。そこで、マトモな国民の一人として防衛省に以下のメールを送った。

日ごろから、我が国の平和と安全のためにご尽力いただき感謝しております。さきほど、テレビ映像で、中澤一佐と読める迷彩服を着た幹部のかたが、日米の隊員に訓示をされている姿が映されました。そして「シビリアンコントロールとして問題である」との、テロップと音声がながれ、びっくりしております。「同盟は美辞麗句で作られるものではない。ましてや、信頼という言葉ではつくられない」との発言が、なぜ、シビリアンコントロールにまで発展するのでしょうか。多分、映像にはありませんでしたが、この幹部は、「本日このような日米訓練で共通の価値観を見出してこそ、同盟関係が維持できる」と、語っていたに違いありません。正論であります。このように「まともなことを発言」すると、すぐさま問題になるようでは、志ある隊員が萎縮してしまいます。本来であれば、「よくぞ言った」と褒めるべきでしょうが、せめて不問に処するようにお願いをいたします。 どうか、「現場を知らない坊ちゃん最高指揮官」に振り回されませんよう。
大田区 犬伏 秀一

 田母神前航空幕僚長も「日本はいい国だった」と発言して、職をおわれた。世界中の軍隊で「自らの国を褒めて」更迭された、稀有なケースである。さらに、今回は、現場指揮官として、雪空の下、日米共同訓練に参加する両国隊員に対し、「美辞麗句ではない現場で頑張れ」との訓示が、なぜ、シビリアンコントロールに結びつくのか、狂ったマスコミと、国防意識のない政治家には、ほとほと情けない想いだ。

 エリート街道を進んできたであろう、中澤剛1等陸佐が、国際的にはきわめて正しい発言によって、その途を閉ざされることのないよう、願ってやまない。

本件についてのご意見は

総理官邸 http://www.kantei.go.jp/jp/iken.html

北澤俊美防衛大臣

電話 03-3508-8510
FAX 03-3503-3889
ホームページ http://kitazawatoshimi.jp/

防衛省統合幕僚監部 js_info@jso.mod.go.jp

防衛省陸上幕僚監部 adm_pr_office_k@gso.mod.go.jp

陸上自衛隊第六師団司令部  adminpr-6d@inet.gsdf.mod.go.jp

陸上自衛隊44普通科連隊 024-593-1212 内線204 FAX内線203

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