いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年09月13日(日) 1年も父親の見舞に来ない小泉チルドレン

 区議会議員をしていると、様々な会合、祝賀会、祭りなどの行事に「挨拶要員」として駆り出されることが多い。今日は、ある高齢者施設の敬老会に出席した。

 入所者のうち、賀寿をお迎えの方々が紹介された。ほとんどが女性である。やはり男性のほうが平均寿命が短いことが、よくわかる。その数少ない男性の中で88歳を迎えられたある方は、いささか興味深い存在だ。

 彼の子供(性別は明かさない)は、名前を聞けばだれもが知っている小泉チルドレンの刺客である。国の官僚から衆議院議員に転向した。そして、なぜかご両親は私の地元に住んでいた。

 あるきっかけから、この施設に入所することになった。ところが、入所前にいた医療機関からの情報で「家族の来訪が一度もない」ことが伝えられており、入所の条件として「子供が必ず月1回来ること」とつけて入所が許可された。

 当初は、衆議院議員たる子供もたまに訪問していたようだが、すぐに秘書にかわり、ここ1年はまったく訪問していないようだ。そして、先月の選挙。無論落選である。秘書もいなくなって、はたして、この子供は来るのだろうか。

 自らの家族の面倒も見れない国会議員はいらない。それは、国民の幸せを願っての出馬ではない、自らのキャリアアップだけのためのバッチだからだ。

 落選しても当選しても、議員であろうがなかろうが、親は親。早く行ってあげなさい!

 選挙はもうやめて、せいぜい親孝行に精出しなさい、Kさん。
そうすれば、きっと道は開けるさ。


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