いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年09月04日(金) いざ厳しい訓練に出発!小松基地までバス6時間

 本日より、予備自衛官総合招集訓練のため石川県小松市にある第六航空団へ移動する。まずは、所属する府中基地防空指揮群に出頭し、制服に着替え、身体検査を受ける。

 午前8時に来いとの命令書に従い、8時前には出頭。相変わらず要領を得ない担当にいらつきながら、準備をすすめる。健康診断や申告など午前9時すぎには、すべての出発準備は完了。

 小松までは6時間以上はかかるので、早く出よう、と提案したが、そこは自衛隊も平時はお役所である。「輸送班と11時半出発で調整済ですから、それまで身辺整理をしておくように」との指示である。例年こんな調子で、無意味な時間を過ごすことになる。例年同じことをしているのだから、早く出発するか、出頭時間を遅らせるか、そんな配慮はない。ちなみに「身辺整理」とは、時間が余った場合に、何もしないとは指示できないので、意味なく使う自衛隊用語である。

 府中からは4名の予備自衛官と、現職の付き添いが1名、輸送担当の隊員が2名、免許取り立ての研修ドライバーが1名という、手厚い陣容である。問題は食事だ。自衛官は訓練中の隊員と独身の基地内居住者は、食事が無償である。今回も、移動中を含めて全食付きだ。


 なんと、今日の昼食と夕食は、通称「携行食」と呼ばれるレトルトである。昼食は、豪華とりめしと缶詰。夕食は、あさりめしと缶詰という、一応内容を変えた行き届いた配慮に一同感謝しながらいただいた。

 移動中は航空自衛隊の制服を着用しているので、サービスエリアなどで休憩の際は、品位を重んじなければいけない。決してソフトクリームなど食べてはいけないのだ。


 小松基地到着は、午後6時半。7時間のマイクロバスの旅の憂さを晴らすために、お〜い行くぞ!!基地クラブ(基地内で飲酒が許可される唯一の場所)

 


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