2009年09月03日(木) |
最後のお仕事?自民党防衛大臣から招集命令書 |
毎年恒例の、予備自衛官総合招集訓練が明日から、石川県小松基地所在の第六航空団において行われる。先日、浜田靖一防衛大臣(浜コ−さんの息子)名の訓練招集命令書が届いた。
担当官のミスか、それとも、次期政権の時期が不明だったからか、命令の日付が記入されていない。形式的には「無効」な命令書である。まあ、防衛大臣として最後のお勤めということで、目をつぶろう。
航空自衛隊の予備自衛官は全国に800名おり、普段は民間人として、または地方公務員として勤務しているが、年間5日の訓練招集に応じる義務がある。勤務の都合で5日間連続で出頭できない者は、3日と2日の2回に分けることも可能だが、分割すると訓練は最寄の部隊(私は府中基地)となり、たいした訓練ができない。
との点、総合訓練と呼ばれる訓練は、連続5日間行うかわりに、航空団(中部航空方面隊の場合)において様々な訓練が実施出来る。朝から晩まで、F-15戦闘機を見ながらの訓練は、マニアにはたまらないかもしれない。
ちなみに、私は、現役時代は、もっぱら山の上の穴倉(レ−ダ−サイト)で、スクリ−ンと戦っていたので、広大な航空基地には、いささか違和感がある。
訓練は、9月8日までなので、かろうじて現政権、すなわち「自衛隊は違憲だ」と言っていない政権下で訓練を終了する。まさか絶対にないだろうが、社民党の防衛大臣から命令書が来たらどうしようか‥
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