2009年08月31日(月) |
一億総○○!有権者は何を考えてるのか? |
ついに悪夢が来てしまった。政権交代というワンフレ−ズが、前回の郵政民営化に代わり、人々の心をつかんだ。前回は、郵政民営化の結果、何が変わるのかわからぬままに、小泉氏のト−クに多くの国民が「変化」を期待した。
その後、お坊ちゃま宰相が2人も敵前逃亡し、最後のお坊ちゃまにいたては、どうしようもない体たらく。財務大臣は酔っ払いだし、農水大臣はバンソコウ貼って出てくる始末には、国民の怒りはとまらない。
そこへきてマスコミの無責任な「政権交代」の大合唱に、多くの国民、有権者は「一度はやらせてみたら」「自民党にお灸をすえる」と、民主党を選択してしまった。
民主党の中に巣くう恐ろしい反日左翼の存在も、過激派のフロント組織出身の候補者の存在も隠され、聞こえのいい公約だけが街を吹きぬけた。大勝利を収めた民主党は、参議院での過半数のために、なんと、反日中の反日、社民党と連立を組むという愚行に出た。
米国の二大政党は「国家は守るべきもの」「軍隊は必要」という、当たり前の安全保障の基本については、なんら違いはない。ただ、その守り方や、軍備の規模について相違があるだけだ。
ところが、社民党や民主党左派の皆さんは「軍備反対」「平和は話しあい」と、まったく国際状況をわかっていない夢を語られる。これらの人々に、わが国民の生命財産を預けた有権者の良識を疑う。
わが国民は、他人と違うことをすることを恐れる、極めて保守的なDNAを持っている。就職の時期になると、みな「脱個性」の真っ黒なリクル−トス−ツに衣替えして、企業を回る。実に異様な風景だが、異端児にはならない。
先輩の航空会社客室乗務員の教官が嘆いていた。国際線の機内食で、夕食は肉の種類を選択できる。ところが、日本人の団体さんは、最初の一人が「牛肉」と選ぶと、みな「同じもの」というオ−ダ−になり、その種類の肉だけ足りなくなるのだ、と。
沈没寸前のタイタニック号で、我先に救命ボ−トに乗ろうとする男性客に対し、乗組員が必死に「女性、子供を優先して!」と訴えた。その際、乗客の国別の説得話法が何かに載っていて面白かった。
英国人:(女性や子供に譲れば)あんたはジエントルマンと尊敬されます。 米国人:あなたは、ヒ−ロ-と呼ばれるでしょう。 ドイツ人:規則で決まっていることですから。 日本人:みなさん、そうされています。
今回は「みなさん政権交代といっていらっしゃいます」というマスコミに踊らされた結果だろうが、黒のリクル−トス−ツや機内食と同様、そのコントロ−ルされている自分自身に気づかないことは、なんとも恐ろしいことだ。
嗚呼、とんでもない選択をしたもんだ。嗚呼、形だけの民主主義!結局は、マスコミに踊らされている有権者!!!!どうなるんだろうか、にっぽんは‥
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