2009年08月28日(金) |
お役人の感性?後期高齢者か、長寿か |
お役人は、人の感性や心よりも規則や条例、法律に従って仕事をする生物である。これは、個々人が属人的判断で仕事をすすめたのでは、不公平や不正が起こる可能性があるため、致し方ないのかもしれない。
が、だ。特別支援学校だの、後期高齢者だの、まったく感性のかけらもないネ−ミングは許し難い愚行である。流石に、後期高齢者は評判が悪いので、あわてて「通称 長寿医療制度」などと誤魔化しているが、結局「長寿医療制度(後期高齢者)」などと併記しているので、余計対象者は、その姑息さに腹が立つだろう。
ところが、わが大田区は、そんなことは「関係ね〜い」とばかり、以前どおり「後期高齢者(長寿)医療保険」と、あくまで長寿は()の中に表記しているのだ。写真は9月1日号の区報である。
厚生労働省を中心とする国の機関、東京都は「長寿医療制度(後期高齢者)」としているのに、大田区は珍しく「独自の判断」をしているようだ。
どっちでもいいじゃないか、重箱の隅をつつくな!という声が、今月いっぱいは国政与党である政党の区議会議員から聞こえてきそうだが、物事の基本は、「想い」から始まるのだ。
したがって、言葉というのは大変重要である。その言葉を見た相手がどのように感じるか、相手の目線で考えることの出来るお役人が求められている。勿論、政治家もだ。
(裏の声)お前の日記の言葉が一番、相手を考えていない!!!
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