いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年08月25日(火) いぬぶし自民党候補と桃太郎??

 選挙戦も終盤。産経新聞の世論調査でも政権交代が確実と報道されている。いったいどうしちゃんたんだろう。いつのまに、こんなことになったのか。

 昼前に地元六郷の町会会館において、自民党候補者の移動事務所開きがあるというので覗いてみた。私は決して、自民党の政策を支援しているわけでもない。それどころか、二元代表制の地方自治を危うくしている、各自治体の「与党」たる自民党には反感さえ抱いているのだ。

 が、選挙は選ばなければならない。特に小選挙区では「より自らの信念に近い」政党、候補者を選ぶ必要がある。100%一致というのはありえないから、セカンドベストの選択をせざるを得ない。

 とすれば、私の国家観、自衛隊の末席にいた経験、政治信念などから、1票の行き先は、おのずから決まってしまう。その結果の「事務所の覗き」である。ご本人に挨拶の後、地元商店街を練り歩く「通称 桃太郎」に同行した。「あれ?自民党入ったの?」という声が聞こえるが、説明している暇がない。「いえ、どっちもどっちですが、こっちが少しはマジなので」と、変な応援である。

 自宅に帰ると、拉致問題や人権侵害教員との戦いの同志である土屋敬之都議からメ−ルが入っていた。明日発売のWILL誌上に、民主党マニフェスト批判の論文を掲載するというのだ。現職の民主党都議会幹部として、相当の覚悟であろう。以下その全文を転載する。


私が指摘した、民主党マニフェストに重要な党の政策、つまり、夫婦別姓、嫡子以外の子供(つまり、彼女に生ませた子供)の財産相続を実施と同じく扱う。外国人参政権などなど、この国の「かたち」を根本から変える重要政策が掲載されていないと言うことが、産経新聞の取り上げられ、その後様々な反響があったので、その詳細を論理的に論文にまとめることにした。

それが、今回の WiLL掲載論文だが、とにかく、この論文を読んで欲しい。
短絡的に新聞などの見出しを読んで、「何でこの時期にそんなことを言うのか」と言う意見も一部にある。
ところが、よく話して見ると、夫婦別姓には反対だと言う。この御仁。そんな政策を廃棄させなければ、民主党政権で、夫婦別姓法案が成立することに気付いていない。

もう、ヒステリックな選挙は止めにしようではないか。政権交代は大切かもしれないが、それ以上に大切なのは「国益」だ。

婚外婚での子供を実施と同等に扱えば、結婚しようと思う女性は激減する。更に、夫婦別姓で、サザエさんのようなほのぼのした家庭はなくなる。

革命ロシアがこの夫婦別姓を主張していたことをご存知か?
実際やって見たところ、ロシアの家庭が崩壊した。革命政府は数年でこれを止めた。韓国のように文化的に別姓なのはいい。

しかし、日本には日本の文化があるのだ。

そもそも、これらをすすめているのは、党内のサヨクだ。
「何が何でに政権交代」で全てが解決するなら、この日本、とっくに良くなっているはずだ。

大体、民主党の政策とマニフェストを比較しないで、「政権交代」だから、どんなことも合法化されると言う考え自体、政治を陳腐化する考えだ。
じゃあ、小泉改革で世の中はどうなったか?お答えいただきたい。

と言うと、「今度は政権交代だ」と答えが返ってくるだろうが、であるなら、その公約は「正直」であらねばならない。

今のままで行けば、ファシスト法案である「人権擁護法案」なども法制化される。教育の政治的中立性は全くなくなる。

先の電話の主は「それは良くない」と言う。じゃあ、私と同じ考えだ。

選挙はテレビショッピングではない。

いいことづくめ。モノが売れればいい。

そんな選挙でいいのか。

皆さんは、本当に夫婦別姓を望むか?外国人に参政権など与えていいのか?
学校が日教組支配になっていいのか?
ありもしない「従軍」慰安婦に弔慰金など払っていのか?そんなことは、講和条約でけりが付いている。

それでも疑問があるのなら、私の論文を読んでから批評をしていただきたい。

ひいきの引き倒しでは、子供の、政党も成長しない。

重要な政策を「隠しておいて」選挙をする政党が西欧には存在しない。
何故なら、そんな姑息なことをしたら、選挙民から相手にされないからだ。

この選挙。この国の存亡がかかっている。
だから、敢えて、私は、自分の身命を賭して「正論」を発言している。

民主党が国民政党なら、このばかげた政策を放棄するハズだ。
階級政党、第二社会党なら『選挙はマニフェストでたたかう』と言ったしらじらしいいい訳(政調会)を言い続けるだろう。

だから、私は「ねこだましだ」と言うのだ。
マニフェストは数ページ。では、政党の政策は何のためにあるのか。

わたしは、こうした不正義とは徹底的に闘うことを宣言しておく。政治家として当たり前だ。
私は、平成9年の当選以来、「党利党略より都益・国益優先」といい続けて当選を重ねている。政策も独自のもので、日教組批判など日常的に行い、論文も書き、議会での質問もしている。
何の変わりもない。
先日の選挙でもジェンダーフリー、夫婦別姓を批判した。

私の信条は絶対にぶれない。この国を大切にする。それだけだ。

自民党・民主党・・・・歴史の中のほんのひとこまでしょう。違いますかね。


平成21年8月25日 都議会議員 板橋区 民主党 土屋たかゆき 当選4回


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