いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年08月15日(土) 民主党の生花が消えた靖国神社

 昭和47年の航空自衛隊生徒合格から年中行事として参拝している終戦記念日の靖国神社参拝。何年目になるだろうか。私の名刺入れには、初めて靖国に参拝した昭和47年に買ったお守りが父の遺影と共に入っている。

 さて、本日の靖国参拝は相変わらずタイトなスケジュ−ルだった。8時15分憂国の士、西村眞悟代議士と共に昇殿参拝。9時から、靖国神社に参拝する全国地方議員の会のメンバ−とともに、幟をかかげて参拝。10時から日本会議全国地方議員連盟として昇殿参拝。10時半から戦没者追悼中央国民集会。12時から大田区議会主催平和祈念コンサ−ト案内係。てな具合である。


 西村先生とは毎年西村塾のメンバ−として昇殿参拝をご一緒させて頂いているが、今年は選挙ということで、個別に朝一番での参拝同行となった。流石、保守本流の代議士である。宮司様直々にご挨拶があり、なんと、正面の砂利の敷いてある場所からの本殿参拝だった。この場所は、閣僚級だけが使う特別の入口で、もちろん私も初めての経験だった。

 腹立たしいのは民主党である。本殿前には、生花がいくつか献花されているが、昨年までは遺族会や顕彰団体の生花と共に「自由民主党」「民主党」と書かれた生花があった。ところが、今年は「民主党」はなかった。また、7月の御霊祭の提灯献灯では毎年あった「小沢一郎」「鳩山由紀夫」の提灯が今年からなくなった。政権をまじかにして党内左派への配慮か、中国・韓国への遠慮か、いずれにしても情けない政党である。

 さて、参集殿で待機していると境内が騒がしくなり、人だかりとマスコミのカメラが集中する場所ができた。知人の県会議員が「斥候」に行き報告してくれた。なんと、鳩山邦夫氏だそうだ。通常、国会議員は車寄せから直接本殿に入るので、境内でマスコミに取り囲まれたのは、彼の「俺は来ているぞ」というパホ−マンスに違いない。悔しかったら兄ちゃん(由紀夫)と麻生さんを連れて来い!


 日本会議地方議員連盟では、靖国神社神職が「いかに民主党では国家が危ういか」を説諭されたが、60名近い地方議員の1/3は民主党所属の議員だった。国家観について、いかに統一できていないかの証であろう。

 ちなみに、本日参拝された政治家は以下の通り。

森田健作千葉県知事、小泉純一郎元総理、安倍晋三元総理、野田聖子国務大臣、鳩山邦夫元総務大臣。国会議員本人20名、代理50名。

 わが大田区の関係では私の目撃だけだが以下のとおりである。

国会議員:松原仁氏(東京3区、民主党)

都議会議員:鈴木昌雅氏(自民党)

区議会議員:湯本良太郎氏(自民党)、私

 なお、今回都議会議員に当選した民主党の田中健氏をお誘いしたが「売名のような8月15日ではなく、静かに英霊にお参りしたい」との回答を頂いた。靖国だけが争点ではないが、政治家の国家観を推し図るのには、わかりやすい尺度である。その意味では、残念ながら、大田区では3区の自民党のお坊ちゃまは失格。4区の無所属候補、民主党の候補いずれも×。4区の平将明氏は、今日は見かけなかったが、どうやら普段参拝をされているらしい。

 左翼と日教組にこの国を牛耳られたくないので、今回はセカンドベストで「自民党」を支持する。は〜やく来いこい、政界再編!!!!

 


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