2009年01月14日(水) |
議員対象のパブリックコメントだ?なんじゃそれ??? |
自宅に戻るとおかしな書面が議会事務局からファックスで届いていた。そもそも、いまどき連絡を「紙ベ−ス」のファックスで送る、という恐ろしいほど前近代的な手法も笑うが、これは事務局の責任ではなく、メ−ルを見ない、又は見れない議員との「平等」を図るためである。
さて、そのおかしな文章の表題は「議員対象のパブリックコメントへの区説明日程について」とある。昨年末に、大田区10ケ年基本計画「おおた未来プラン10年」について、議会各会派で意見を集約して区にぶつけよう、という会合を総務財政委員長が提案して実施した。
私は都合が悪く欠席したが、意見だけは文章で出しておいた。もちろん、委員長の声かけであっても「非公式」な、懇談会のようなものである。とこれおが、いつのまにか、これが「議員のパブリックコメント」に摩り替わってしまったのだ。発信元の議会事務局職員に「誰がパブリックコメントにしたのか?」と確認したが「犯人」は不明である。
たまたま、1月7日締め切りで区民からパブリックコメントを募集していたので、その言葉を安易に使った「バカ」が、どこかにいたようだが、議員のパブリックコメントという言葉はなんだろうか。
パブリックコメントとは、行政が何か新たな規制や法令を作る際に、民意を公募する手続きを言うので、その意味からすれば、議員は議会において、常にパブリックコメントの代弁を行っている、と解すのが普通だ。
それを、今回だけ「議員のパブコメ」と言うのは、まったくおかしい。では、通常の議会での発言は「パブリック(公)」ではないのか、ということになってしまう。
まして、このような「非公式」な会合で、議員の意見を聞いた」などとされたのでは、地方議会の2元代表制すら危うくなってしまうのだ。大田区議会は、いかにイナカ議会で、「パブコメ」の意味も知らない痴呆議員ばかりで、お役人に主導されているのかを全国に証明するような「アホな表現」である。
どいつだ、こんな言い方をしたのは!!!!
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