2008年11月15日(土) |
あらあら、ついに日本国籍は20万円で買える? |
何回か書いているが、安倍元総理大臣、麻生総理大臣らは、その思想信条、発言などから最近では「稀有」な良い宰相である(または、あった)と思っているが、安倍さんは辞め方が問題だし、麻生さんは給付金問題あたりからからダッチロ−ルを始めた。
そして、来週にも麻生総理らしくない法案が可決されようとしているのだ。それは「20万円で日本国籍購入法案」である。(名称は私が勝手につけたもの)
さる、11月11日、自由民主党政務調査会・法務部会国籍問題に関するプロジェクトチーム第15回会合が開催され、二重国籍を可能にする法案が、河野太郎議員から出された.
どの国の子供でも、実の子供ではなくても、日本国籍の男性が認知すれば、簡単に日本国籍が取得できるという法案である。すでに閣議決定されており、18日の法務委員会で3時間の審議ののち18日の本会議で可決するという予定となっているようだが、何故、慌てて事が起こされようとしているのだろうか、理解に苦しむ。
今、日本人と結婚して3年と1日たつと、我が国の「永住権」が文句なしに取得出来る。勿論、離婚してもOKである。夜の街で鼻の下を伸ばして、外国人女性から「あなた!好き!結婚しよう」等と言われたら、このケ−スを疑うべきである。
入管の審査も、プライバシ−との関係で、比較的簡単だ。私の知人も、20歳以上も年下のヨ−ロッパ系の美人に言い寄られて結婚。めでたく3年と1日で離婚された。
経済大国「ニッポン」に合法的に長期滞在する方法は「結婚」だったが、次は「認知」という荒業が加わることになる。何しろ、女性しか「誰が父親」か知らない「性域」おっと「聖域」なのだから。そして、この法律「虚偽の認知」をした者には、罰金20万円が課せられるというのだが、逆にとれば、20万円で日本国籍が買える、ということにならないだろうか。
多分、フイリピンあたりに日本人の父親がおいてきた無国籍の子供や、先日インドで代理母が産んだ子供などのケ−スがきっかけになったのだろうが、制度を悪用する輩が必ず出てくる。せめて、インチキ認知を防ぐために「DNA鑑定」の義務化、虚偽の場合の「国籍剥奪」などは明文化して頂きたいものだ。
ついては、法案成立まで時間がないので、是非、皆さんの力を貸していただきたい。「国籍法改正案大反対」と書いて麻生さんにFAXして頂きたいのだ。
くれぐれも、紳士的にお願いする。
FAX 03−3501−7528 麻生太郎議員会館
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