2008年10月29日(水) |
服装の乱れで入試不合格。当然だ! |
神奈川県教育委員会は28日、平塚市の県立神田高校(生徒数347人、渕野辰雄校長)の入学試験で、合格ラインを上回っていながら、入学願書受け付け時や試験日などの服装や態度などについて「入学後の指導が困難」と判断された受験者が不合格とされていた、と発表した。内部告発で明らかになった。県教委は「不適正だった」としており、県立校全校で過去3年間に同様のケースがなかったかも調査する。
不合格とされたのは平成17、18、20年度の受験でそれぞれ6人、6人、10人の計22人。県教委の選考基準では、中学校の調査書や学力検査の結果、面接結果を点数化して組み合わせるなどして上位者を選ぶ。しかし、同校は独自に「胸ボタン外し」「髪染め」「つめが長い」「スカートが短い」「ズボン引きずり」などの点を独自にチェック、選考の判断としていた。
同校では入学願書受け付け時や試験日に職員が受検者の「著しく目立つ点」に気付いた際、番号と中学校名、内容を記録。その際、受験生に告げないよう指示されていた。その上で校長らが不合格にするかどうかを決定していた。(以上、産経新聞から引用)
内部告発(日教組か?)によるこの報道の結果、学校長が謝罪し、希望者は入学させるという。おかしなことである。校長は学校の最高責任者である。その学校長が『良かれ』と思って実施したことは、教育委員会も支援、応援しなけらば、なんの為の教育委員会か。
とかく(大田区を含め)教育委員会と学校は『責任のなすりあい』をしている。教育委員会は『現場に任せている』と逃げ、学校は『教育委員会に聞いてくれ』となる。大阪府知事をして『クソ教育委員会』と言わせる『事なかれ主義』の構図がある。
さて、我が国の伝統的教育手法は『形から入る』所謂、『形入法』を取り入れている。私も一応有段者である剣道や、銃剣道など武道は勿論のこと、華道、茶道、書道など『道』とつくものは、すべからく『形』から入り、精神性を高め、そのうえで技を磨く。
その意味で、服装は最も重要な『形』であり『心』の表れであろう。人生の大きな挑戦の一つである入学試験に、「胸ボタン外し」「髪染め」「つめが長い」「スカートが短い」「ズボン引きずり」などの態度で臨む人間は、一生涯『格差はんた〜い!』と叫んで生活すればいいと思う。
そんな連中は、まじめに試験を受けている学生、学校をなんとか正常化させようと頑張っている教員には、迷惑な存在でしかない。彼等を更正させる道は、自ら社会のどん底を味わい、そして、自ら立ち直ることしかないだろう。公教育のすべきことではない。
こんなことを許しているから、女装で出勤する男性職員やら、GパンにTシャツ、サンダル履きで住民窓口に立つバカ職員が役所で生き残れるのだ。
頑張れ!神田高校!
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