2008年10月26日(日) |
頑張れ!橋下知事!あなたの発言は正しい |
大阪府の橋下知事は流石である。マスコミ、それもテレビの映像を使って、府民どころか、全国民似対して、対立相手の職員組合や教員組合のバカさ加減を暴露する。その結果、多くの視聴者の支持をえて『自らの組織内でしか通じない論理』を振りかざす公務員や教員は降参せざるを得ない。実に計算された図式で、心地よい。
特に今日行われた『教育に関する府民討論会』はよかった。知事に対し、教員と思われる参加者から散々ヤジが飛ぶと、すかさず『あなた大人ならちゃんと話を聞きなさい。みなさん、黙っていると、こんな教員に子供たちが教えられるのですよ。任せられないでしょう!』と切り替えした。
さらに、9割の一生懸命の教員のなかに1割のダメ教員がいると断じた。拍手喝さいである。よくぞいった。
数年前、地元の小学校の校長が転勤になった。この先生なかなかの兵で、『働かない教員、働けない教員は俺と一緒に転勤させる!』と豪語。働かない教員(意欲のない教員)、働けない教員(そもそも不適格教員)と彼に『認定』された教員は、この小学校の教員総数26名のうち、なんと13名にものぼったのだ。
この校長の基準が絶対とは思わないが、学校管理者としての英断と、その割合の多さには絶句した記憶がある。現場は1割なんてもんじゃない。
過日、教育委員会のある幹部と区内PTAとの会合があった。ところが、この幹部の延々と続く『ビジョンのない話』と『抑揚の無い話し方』に、参加者の多くが耐えられずに熟睡してしまったそうだ。
教員も、講演会などの講師も『プロ』を自認しなければダメだ。教えるプロ、話すプロ。話し方のうまい下手ではなく、情熱を持って、そしてビジョンを明確にして話せば、語り口が下手でも聞き手(聴衆、児童、生徒)は決して寝ない。
橋下知事が語った言葉。『皆さん、地域や保護者がどんどん学校に入って、運営にかかわって下さい。そうしないと、こんなダメ教員がはびこってしまいます。』その通りである。
そして、付け加えるなら、政治も同じである。なんとなくム−ドで候補者を選んで、後は文句ばかり、や、そもそも政治に無関心の『お任せ民主主義』では、学校のダメ教員以上に、ダメ議員ばかりになってしまいますぞ!お気をつけあそばせ。
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