2008年09月28日(日) |
せんたく(洗濯・選択)八策署名議員に |
今日は都内のホテルで、せんたく「地方政府創造会議」(北川元三重県知事代表)主催の、八策決起大会が行われ、署名議員として出席した。結成当初は「新党の準備か?」と騒がれたが、各政党に呼びかける政策提言集団にとどまっている。
本日採択され、記者発表された「せんたく(洗濯・選択)八策」は以下のとおりである。
来るべき総選挙は、明治以来の中央集権型の統治構造を根本から改め、地域生活者起点で国づくりを行う「真の政権選択選挙」にしなければならない。このため、わらわれ地方は自己改革を行いながら、この国を「洗濯・選択」するため、以下八策を決議するものであり、志ある政党・政治家は立場を明確にし、賛同するよう強く求めるものである。
一策 天下の政権を官僚から国民に取り戻すこと。そのため、多様で自立した「地方政府」を確立すること。また、憲法に中央と対等な「地方政府」を明記すること。
二策 中央集権型の陳情政治、バラマキ型の補助金政治と決別すること。そのため、国から立法権を含めて権限を移譲し、人材と税財源を地方に明け渡すこと。
三策 行政の無駄使いをなくすこと。そのため、国の出先機関・外郭団体を廃止・縮小するとともに、国に対する国民監査請求制度を制定すること。
四策 首長は、裏金や隠れ借金などを明らかにし、徹底して自治体改革を断行すること。また、権力に執着するなれあい型の多選は自らの意思で排除すること。
五策 首長と地方議会は、あらゆる癒着を排除すること。利益誘導的な口利き・斡旋を禁止し、外部からの働きかけはすべて文書化を行い、不明朗な労使慣行を含めた情報の全面公開を行うこと。
六策 地方議会は、その役割、使命を根本から見直すこと。議会運営や政務調査費の使途を透明化し、議会基本条例の制定をはじめ、あらゆる改革に取り組むこと。
七策 地域・生活者起点の住民自治を確立すること。そのため、住民投票や住民参画の拡充により、住民が主役となる地域づくり・国づくりをすすめること。
八策 政党・政治家は国民との約束を護り、国民は「おまかせ民主主義」を捨て去ること。マニュフェスト選挙を徹底し、国民の「選択」による政治を実現すること。
平成20年9月28日
地域・生活者起点で日本を洗濯・選択する国民連合(せんたく) 「地方政府創造会議」 署名人:知事12名市長83名町村長20名議員209名総計324名
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