2008年07月22日(火) |
あらあら!本当に壁を作っちゃた!分裂自民党控え室 |
前回の東京4区衆議院議員補欠選挙、また先の統一地方選挙での大田区長選挙での、応援候補の相違と、日ごろの主導権争いと主張の相違から、ついに本年5月に自由民主党の区議会議員が分裂した。
当初は、9名づつに別れ、出て行った会派は『太田区議会自民党(略称:太田自民)』。残った会派は今まで通り『自由民主党大田区議団(略称:自民)』となった。ところが、自民の中から、また一人分裂して、一人会派『自民党大田区議会(略称:自民太田)』と設立したので、何がなんだか、わからなくなった。
今まで18名で利用していた控え室も、3つにわけなければならない。そこで、真ん中に壁を作ることになった。壁の工事費約80万円、火災報知器、スプリンク−ラ−などあわせて総額200万円を超える区費が使われた。
私は、民主主義の原点は徹底した議論だと主張しているので、意見の違い、政策の違いを徹底的に議論することは極めて重要である、と思う。が、しかし、今回の分裂は、政策や主張の違いと言うよりは、基本的に『好き嫌い』から始まっているのではないだろうか。
まして、国政とのパイプを保持ししっかりと区政を支えるべき、区政第1党の自民党の分離は、区民にとって何のメリットもない。結果、12名の議員を擁する公明党が第一党となり、また、心ある区職員からは、議会が益々バカにされてしまう。
余計なお世話と、真正保守を標榜する私から、区政のため、大義のため小異を捨て、18名の会派にお戻りあそばせ。その懐の広さが、自民党をして長期政権の座に安住せしめたはずだ。
お役人主導(一部の)の区政運営を政治主導の、本来の議会制民主主義、本来の二元代表制のあるべき姿に戻すためにも、議会内、それも同じ政党所属議員が争っている場合ではないはずだ。
頑張れ!自由民主党!
|